何年振りかで線香花火（しかも国産の）を楽しみました。

子供が大きくなって花火をすることがなくなって久しいのですが、今年は久しぶりに花火を楽しむことができました。

家庭用の花火というとこういう派手なのがデフォルトで、ほぼ中国製なのですが。

知人が『国産の線香花火』というのを買ってきてくれて、皆で楽しませてもらいました。

派手な花火に慣れていると「なんじゃこれ？」な地味な花火なのですが、私世代ぐらいだとこういうのが懐かしく感じます。

関西風の線香花火は上を向けて火をつけるのだそうです。

（関西風・関東風の違いについては次回の記事ネタになります。）

火をつけると、大人の手のひらサイズ位のしだれ柳風の花火が１０秒前後（下の写真一番右）。

しばらくするとしだれ柳風の花火がパチパチ風に変化して…。

そして玉になって最後は下にポトンと落ちていきます。

２枚前の写真をもう一度。一番左が玉になって落ちていく前の様子です。

子供たちは物珍し気に１本目はやってみるのですが、大人たちから「動かしたらダメ」とか「じっとしてないと花火が落ちるよ」とか口やかましく言われて、早々に普通の花火に戻っていきましたｗ

１本の小さな花火の中で、しだれ柳みたいに火花が散ったと思ったらだんだん小さくなって最後は玉になって１ミリぐらいの小さな火花を散らして最後は落ちていくという様を見るのはとても奥深いものがあります。

でも今の子は線香花火を見ても地味過ぎてあまり喜ばないみたいでｗ、子供にさせるのはもったいないので大人たちで楽しみました。

（どうしてもったいないかというと、１箱１５本入りで千円近くするのですｗ）

国産花火 西の線香国産花火 スボ手牡丹 筒井時正玩具花火製造所 日本製 価格：880円（税込、送料別) (2024/8/14時点) 楽天で購入

ふと思ったんですが、昔はお盆休みというと家の前に水の入ったバケツを置いて玄関前で花火をしたものですが、そういった風景を最近とんと見なくなりました。

（我が家周辺の家は庭のある家がなく玄関を開けたらすぐガレージか公道なのです。）

子供が減ったからかなと思ったんですが、後で調べると「うるさいから」とか「火薬が臭いから」とか苦情が来るというのも大きな理由なんだそうです。

最近は隣家に生卵を毎日投げ続けるオバちゃんもいるみたいだしｗ、子供たちのための夏の風物詩に文句をつけられるとは世知辛い世の中になったものだな～という感じがしました。