ダイハツは大阪国際女子マラソンの車両提供を続けられるのだろうか。

ダイハツの不正報道、いろいろ問題になってますが。

これから年末年始に突入するのに、自分の車に乗り続けていて大丈夫なのか正式なアナウンスもないままでユーザーさんはさぞご心配なことと思います。

ユーザーさんはもちろん、工場で働く人や納入業者さんやディーラーさんなど、かなり広い範囲に影響が及んでいて、事の重大さを実感している次第です。

大阪国際女子マラソンの競技用車両はどうなるのか

そんな中、個人的に気になっているのが、２０２４年の大阪国際女子マラソンです。

「へ？なんで？」と思われる方も多いかもですが、大会運営用の小型車のほとんどはダイハツ社が提供（貸与？）してきてたからなんです。

昔一時期三菱だった時もありますが、私の記憶の中にあるのはほとんどダイハツです。

2022年の時計車（計時車）

2023年の時計車（計時車）

（写真は大阪国際女子マラソン公式YOUTUBEよりのキャプチャ）

例えば、前回２０２３年も前々回２０２２年もダイハツのムーヴが時計車（計時車）なんですが、ムーヴって不正のあった車種の一つですよね。

なので今回のことで、今から他社の車に変更するのかな～とか考えてしまいました。

（あんな重たい電光板の時計を乗せて４０キロ近く走れるんだから、むしろ優秀な車に感じますが…）

…とここまで事前に下書きしてあったんですが、今日２６日に大阪国際女子マラソンの公式記者会見がありました。

そこで発表されてたメインスポンサーの中にダイハツがありませんでした。

例年大阪国際女子マラソンのメインスポンサーの一つがダイハツで、記者会見やインタビューの背景のボードには必ずダイハツの名があったんですが。

今年に限って元々大会に協賛してなかったのか、それとも今回の一件で急遽協賛から外れたのか。

万が一急遽スポンサーから外れたのであれば車両の提供もないだろうし、当日のCMの穴をどう埋めるのかも気になりますね。

例えばマラソン放送の時のCMにしても、ここ数年はだいたい奥村組（一昔前は日東電工）が一番CM時間が長くて、ダイハツがその次位の扱いで。

この日のためだけのCMを作ってるはずなので今から代替えが効くわけもなく、下手したらACのCM（昔ありましたよね、ポポポポ～ンみたいなの）にさし変わったりして（汗）

ダイハツはずっと大阪国際女子マラソンと関わり続けているので、もしこの度のことでスポンサーを急に外れることになってたら、この年の瀬に色々大変なことになっているんだろうな～と思います。

次回第４１回大会は２０２４年１月２８日だから、あと１か月しかないんですがどうなることやら。

2015年に走っていたコペン

うちはチビが小さいとき、マラソンの日にだけ見られる普段見ない車や白バイを見るのが楽しみで毎年マラソンを沿道観戦させてもらってました。

小さな車体の頭にシチズンの大きなデジタル時計を載っけたかわいい軽自動車を見て、小さかったチビが「すごぉ～い！」と喜んでいたのを思い出しますｗ

私自身子供の時、ダイハツの工場に社会科見学に行って感動して帰ってきたことをいまだに記憶している身としては今回の一件は非常に残念です。

いろんなメーカーの中からあえてダイハツ車を自分の愛車に選んだユーザさんや、まじめに働いている関係者さんのためにも、早く解決してよりよい会社へと生まれ変わってほしいものです。