子供と歩く大阪散歩ノート

先週の土曜、夜9時ごろテレビを付けたら大泉洋さんが写りました。

我が家は大泉洋さんが大好きなのでそのまましばらく見ていたら、どうやらドラマのようでした。

番組詳細ボタンを押すと『テレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアム』と表示されたので、そのまま見ることに。

山田太一さん原作で宮藤官九郎さん脚本の『終わりに見た街』という作品です。

放送後にネットニュースやSNSで「わけわからん」と話題になってたので、ご存じの方もおられるかもしれませんが。

(このドラマの私なりの解釈は一番下に書きます。まだご覧になってなくてネタバレを避けたい方はスルーしてくださいませ。)

しがない脚本家(大泉洋さん)が第二次世界大戦中の東京にタイムスリップするという筋書きで、てっきりコメディだと思って見ていました。

チビも珍しくテレビの前に座って、お菓子や飲み物を並べてワチャワチャ楽しく見ていました。

大泉さんが第二次世界大戦を経験し、現代に戻ってきて傑作の脚本を作り上げる話なんだろうと思っていたけど話が進むにつれなんか違う。

で、最後!

はぁ何これ!?というラストを迎え、我が家のお茶の間が「え?何どういうこと?」とザワつきました。

ドラマが終わって、チビと2人で放心状態www

感受性の豊かなチビはパニック寸前になって半泣きになって、小一時間布団にもぐって悶絶していましたw

スマホで検索の鬼になって色々調べたら、過去2回、細川俊之さん、中井貴一さん主演で放送されてて今回3回目の映像化なんだそうで。

傑作との呼び声が高かったのですが、「は?これ傑作なん?トラウマなんですけど。」という感じ。

切り替えの悪いチビは悩みすぎてその後胃腸の調子を崩してしまい、今は元気になりましたがまだ唇がガッサガサですw

とかいう私も、しばらく勝地涼さんの顔を怖くて見ることができないと思いますw

それ位のトラウマ。

昔に『火垂るの墓』を見た時並みのトラウマが残りました。

(そういえば『火垂るの墓』がネットフリックスで全世界配信になりましたね。世界中の人に見てほしい作品です。)

最後になりましたが、一晩検索の鬼になってあちこちでいろんな人の解釈を見て自分なりに納得した話の解釈をここにまとめておきます。

ネタバレを避けたい方はここで離脱していただいて、ドラマを見た方はぜひご自身の解釈を聞かせていただきたいです。

─(私なりの解釈・ここから)───

大泉洋さんが脚本執筆中に居眠りしている時に「ドド~ン」と雷みたいな音が鳴ったけど、もうあの時点で核爆弾が落ちていたんだろうと思いました。

理由は、机のコップの中のお茶(コーヒー?)に波紋が出来ていたからで、雷ごときで飲み物に波紋は現れないからです。

なのでタイムスリップ中のストーリーは大泉洋さんの夢というか死ぬ前の走馬灯で、ドラマの最初(のどどーんという音が鳴った時)とラストシーンは数時間の間の出来事なのではないかと。

勝地涼さんがたまに出てくるのは、勝地さんのSNSが意識を失ってる大泉さんの横で鳴るので夢の中で展開されているストーリーにひょこっと登場するみたいな。

朝目覚めかけの時に家族が見ているテレビの声が夢の中に出てくることがありますが、まさしくあの感じではないかと。

夢だとしてじゃあなんで大泉さんは最後死ぬ前に昔の服を着て昭和っぽい水筒をもってたんや?とチビに突っ込まれて気持ちは揺らいでますが。

もしかしたら夢じゃなくて大泉さんがほんとにタイムスリップしてたかもしれませんが、ラストシーンすらもう夢の中(脳内)の出来事なのかもしれません。

いろんな口コミで『猿の惑星』を例に出している人が多くて私も自由の女神のラストシーンを思い出しましたが、もし夢(幻)だったら『LOST』に近い感覚かもな~と思いました。

生きてるでもなく死んでるでもなく、その間の世界にいる時の幻想みたいな感じです。

まぁいずれにせよアメリカ映画やドラマではたまにあるストーリー設定ですが、子供には分かりづらくて不完全燃焼でキツイだろうな~と。

現に私、子供の時たまに自由の女神が砂に埋まってる夢を定期的に見てうなされてたのでwww

ドラマ全体のメッセージとしては「80年前も今も人間は何も学んでいない。同じことを繰り返している。」という問題提起と、「日常の平和は当たり前ではない」「戦争などひとつもいいことはない」という教訓なのではないかという解釈をしました。

─(私なりの解釈・ここまで)───

いや~、それにしてもエライ目にあいました

後味悪すぎて貰い事故にあった気分ですwww

めったにテレビを見ないしテレビドラマも見ないのに、たまたま見てしまったのが運の尽き的な出来事でしたw

●oo○ooo●  最後まで読んで下さりありがとうございます。  ●ooo○oo●
この記事が何かのお役に立てたら幸いです!

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コメントありがとうございます!

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  1. このドラマ気になっていたのでネタバレスルーしましたw
    そんなにトラウマレベルのお話なのですか??
    しかも、3回目の映像化。。
    そうだったんだぁ~。
    しかし、りん君までそんな調子を崩すとは、どんなドラマなんだろう。。
    なんか観たくなくなってきたw

    • たたとあさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      まだご覧になってないのに、余計な情報をすみません(>.<) 3回目のドラマ化なので名作なのは間違いない(という世間の評価)です。 うちは親子でコメディのつもりで見ていたので、余計にショックだったんだろうと思います。 チビは感受性豊かすぎて悲劇とかバッドエンドを見るとしばらく立ち直れなくなりますw 戦争の話に免疫がなかったというのもあるかも…。 TVerで見逃し配信してるのでぜひご覧になってみてください。

  2. こんにちは。。

    そういえば大泉さん、ドラマの番宣で、
    さままな番組にでていた様子でしたね^^
    クドカンさん脚本というのもあり、
    きっと面白いんだろうなぁ・・・、とは思っていたのですが、
    我が家では結局みる流れにはならず。。。

    息子さんがそういう反応になるということは、
    きっと内容が重めで、それなりの過激な描写もあったのでしょうね^^
    もしかしたら、Netflixあたりのほうがよかったぐらい、攻めた内容だったのでしょうか。。

    あとは、テレビで放映するにしても、内容もありますよね。。
    どうして、このタイミングになったのか^^
    ・・・、たまたま改編期だからですか(;^ω^)

    • コスモさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      そうなんです、大泉さんが主演でクドカンさんが脚本だというので
      きっと面白いに違いないから見ようかとなりました。
      コメディだと勘違いして見てたから余計に動揺してしまったのかなと思います。
      (完全に自業自得なのですがw)

      「攻めた内容」というのは本当にその通りでw、
      数十年前に書かれたというのが驚きの内容です。
      (多分東西冷戦の時代で今よりも戦争の話題が身近だったかも)

      放映するタイミングは悪かったと思います。
      あれは8月の終戦の日あたりに放映するべきだと感じました。

      あと、全部は描かないからあとは各自で解釈してくれというラストも
      戦争を知らない子供からしたら不安要素しか残らないかもな~とw

  3. こんにちは、、コメありがとうございました(#^^#)

    計画性がなく、いきあたりばったり感が強めなのですが、
    なんとかエアコンは買えました^^
    あとはたまたまですが、このときは残り1台という機種があり、
    それをさらに値引きしてもらって買うことができました♪

    私の場合ですが、たとえばドライヤーや電子レンジなど、
    単体で買えるものは、ネットで買うことが多いです。。
    反対に、取り付け工事等が発生するものは、
    なるべく買う系列店はあわせます・・・
    系列店側にも、なんかいろいろ履歴ものこるようで、、
    ・・・まあ、なんとなくなのですが。。

    • コスモさん、こんばんは。

      行き当たりばったりで決めた方がスピーディに事が運ぶことありますよね。
      クーラーってそんなに急に進化しないので
      型落ち品とか在庫処分品とかでも全然OKですよね。

      取付系はネットだと不安ですよね。
      できればお店で打ち合わせしたいなとなりますね。
      なんか分かる気がします。

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