ついに９月。受験の足音がヒタヒタと…ｗ

９月になりました。

今日９月３日は、二十四節気の「処暑」の最終の候「禾乃登（こくものすなわちみのる）」が始まる日です。

意味は読んで字のごとしで、穀物が実り、色づき始める頃なのですが、同時に、台風がたくさん来る時期でもあります。

実際、今現在、２つの台風と２つの台風の卵（熱帯低気圧）が太平洋上にいるそうで、今週末から来週は、お天気に注意が必要みたいですね。

私は、目まいとぎっくり腰に注意しなければ…ｗｗｗ

毎度毎度、暦の正確さには驚かされます。

不登校のリハビリ中だったチビの１学期間総まとめ

以下、アップしている写真は、記事とは無関係ですが、夏休みに入った頃に「びっくりドンキー」に晩御飯を食べに行った時のものです。

食べ物の写真があったら、不登校児の少し重い話も多少軽くなるかな～という演出ですｗ

↑いい年して毎回イチゴミルクを注文するチビ（笑）↑

チビは、完全不登校の一年間を経て、３年から学校には別室登校をしつつ、修学旅行にも参加し、何とか１学期を終えることができました。

学校に出入りするのに必死すぎて、疲労困憊で勉強はほとんど手付かずで、受験生としてはちょっとよろしくない状況なのですが…ｗ

でも、毎日「死にたい。消えたい。」と床にバンバン頭をぶつけ続けていた去年の同じ時期のことを思えば、本当にありがたい状況です。

不思議なのですが、学校に行って別室で先生とお話したり、気心の知れたお友達とお話して帰ってくるだけなのですが、顔つきが去年と全然変わってきました。

チビの場合、いじめや友人関係が不登校の原因でなかったので、人と関わることで新しい風が心に吹いてくるのではないかと思いました。

（「他人」が原因でない不登校は、これはこれでまた、色々大変ではありますが…）

このように、強迫性障害（OCD）の症状もかなり和らいで、家の外にでることが恐怖でなくなってきたという兆候は見えていたのですが、なるべくあれこれ無理強いせずに、そぉ～っとしておくことを心掛けた１学期でした。

↑期間限定だったサルサ・ハンバーグ↑

遅まきながら、ちょっとづつエンジン始動…（笑）

そして７月中旬からは、体調や気力にムラがありつつも、ボチボチと勉強を始め、お休みしていた公文も週に一度だけ通えるようになりました。

休会していた公文は、保育園時代から通っていた気心知れた場所なので、先生にお願いして、無理せず通える時にボチボチ通おうということになりました。

８月には、お友達に誘われて、子供達だけで高校のオープンスクールに参加したり、映画を見に行ったりと、２度ほどお出かけすることができました。

９月に入って学校が始まってからは、学校にちゃんと通えていない罪悪感があって、お友達の誘いを断っているようですが、全般的によい流れの中にいると思います。

…とまぁ、ここ数か月はこんな感じで、完全復活には至らないまでも、微々たるものではありますが、一応の進展はあるという感じです。

↑初めて注文したチーズ・マカロニ★超美味（でも高カロリー（汗））↑

ただ、学校や公文には行けるようになりましたが、今から新しい塾に入るのは精神的に無理みたいで、高校受験は塾なしで乗り切ることになりました（激汗）。

不登校になる前は、通っていた塾から郵送されてくる塾内模試の成績優秀者名簿に、毎回必ず名を連ねていました。

（といっても、母集団が数千人程度の近畿地方にしか展開してない塾内での話なので、全然たいしたことのないレベル）

なので、親の私としては、勉学面ではあまり心配はしていません。

といっても、すぐに勉強面で追いつけると思って安心しているのではなく…。

本調子じゃない今、高校の受験勉強はあまり必死にしなくていいので、４年後の大学入試まで見据えて、長い目で見守りたいと考えています。

今時点の状態で、余裕をもって楽しく通える、自分自身で「この学校に行きたい！」と感じた高校に行ってほしいと願っています。

↑左奥はハラペーニョソース。使いませんでしたが…。↑

なにが私をそんなに慎重にさせるかというと、高校で再度不登校になるのが、チビも私も不安に思うからです。（でもチビは、どちらかというと、受験勉強をして少しでもいい学校に行きたいらしい…）

なので今は、コツコツ勉強をつづけて３～４年後に皆に追いついて、大学受験で巻き返しできるよう、今はとにかく心身の状態を整えてほしいなと思う今日この頃です。

本人が高校→大学進学を希望しているので私も応援しますが、勉学ではなくほかの道に進む時が来たら、その時はまたチビに寄り添って、新しい道を見つけたいと思います。

これから半年、親子ともに悩み多い時を過ごすことになりますが、近視眼的なものの見方で自ら焦りを強めてしまわないよう、でも一方でノンビリしすぎないよう、バランス感覚が求められることになりそうです。