クルーズ船『ルミナス神戸２』に家族で乗った時の思い出・その２（乗船前後 ）

前回、前置きだけですごく長かったですが、やっと乗船の日。

風は多少あったのですが、お天気にも恵まれ、ホッとしました。

（実はこの陸で感じた「多少の風」で、後で色々と後悔することになりますｗ）

いざ、メリケンパークにＧｏ♪

お食事をいただきながら神戸港を周遊する『ルミナス神戸２』は、神戸ポートピアランドのメリケンパークからの出航です。

下の写真のオニギリ型の建物は、『神戸メリケンパークオリエンタルホテル』。

（実はオニギリの形なんじゃなくて船がモチーフだそうですがｗ）

ホテルの左に停泊している船が、『ルミナス神戸２』です。

船とか飛行機って、ギリギリに乗るわけにいかないので、どうしても早めに行って待機しないといけないんですが。

メリケンパークって、子供が暇つぶしできるものがなくて、出航までヒマヒマでした。

おしゃれで大人っぽい雰囲気なので、カップルとかにはオススメの場所なんですけどね。

（↓夕暮れのメリケンパーク）

もう一つの船『コンチェルト』が子連れ層に人気の理由の一つは、もしかしたら出航地も関係あるのかなと個人的に感じました。

なぜかというと、『コンチェルト』の出航する神戸ハーバーランドのモザイクは、ポートピアランドのすぐ対岸にあるんですが、たくさんのお店や遊戯施設があるんです。

電車の駅からも近いし、公共交通機関を使う人にとっては『コンチェルト』の方が便利だなと思いました。

『MOSAIC』の前に停泊しているのが『コンチェルト』。明るいし、人も多いし、対岸の方は楽しそうな感じですよね♪

どちらのクルーズを選ぶかで迷われている方は、「子連れかどうか」と「船に乗るまでの時間」のことも考えた方がいいかもしれませんね。

待ち時間の間の私たちは、DSの『すれちがい通信』（懐かしい！ｗ）で、普段絶対すれ違わない都道府県の人とすれ違いたい為ひたすらウロウロしてました。

あとは、ホテルの中の探検などで時間つぶしをしたりして、やっと乗船時間を迎えました。

やっとこさで、ついに乗船

この時のことを当時なぜ記事にしなかったかというと、この日撮った写真がほぼピンボケで全滅だったからです。

陸でなんとなく感じていた風が海上に出るとけっこうな勢いの風になり、神戸～明石間の強い海流と相まって写真を撮る余裕もあまりありませんでした。

あと、バイキングだったので何かと忙しかったというのもありますｗ

この日、風が強くてとにかく揺れて、特に一番楽しみにしていた明石海峡大橋の下の写真は全滅ｗ

↑風と波で船が左右に揺れすぎて、誰も甲板の端っこに立とうとしないというね…ｗ

写真は無理だと判断して、チビと２人で抱き合って（９月なのに寒すぎてｗ）橋の下通過を目で楽しむことにしました。

ピンボケですみませんが、橋の下を通過する時はこんな感じ、という写真はコチラ。

光の流れ具合で、どれほど揺れてたか何となくわかっていただけると思います。

この日風が強かったのもありますが、明石海峡は海流が強いことが有名で、この厳しい海流で育ったのがかの有名な明石鯛や明石ダコです。

ここでとれる鯛やタコの身がプリッと締まっているのは、この海流で泳いでいるからなんだそうです。

機会があれば一度ぜひご賞味ください。

私も毎日ここで泳いだら、ちょっとは締まった体になれるかもしれませんｗ

肝心のお食事は？

食事の内容ですが、悪くはなかったですが、値段の割にはイマイチでした。

まぁ船の中での飲食なので、コストが余計にかかるのは仕方ないと思います。

今回、大人８６４０円だったのですが、これは、食事代の他、乗船料・消費税・サービス税全部を含んだ料金なんです。

ちなみに乗船料は３２４０円なので、残りは５４００円、サービス料とかもろもろ考えたら、４０００円前後位の内容のバイキングだと考えた方がいいかもしれません。

ちょっと、７０歳のお祝いの食事内容にしては安すぎたなと申し訳なく思いました。

浅はかにもトータルの予算で考えてしまっていたので、ここが第二の失敗でした。

ただ、食事＋観光のトータルで考えると、コスト的には大満足でした。

家族のお祝いということで事前に予約を取ったので、窓際のテーブル席で景色を見ながら食事ができたので♪

（↓窓からの景色）

窓際じゃない席もあるのですが、席によって雰囲気が全然変わりますので、予約の際、窓際がとれるようでしたら絶対にとったほうがいいです。

うちのすぐ後ろの席の人たちは、お孫さんの誕生日のお祝いだったようで、かわいらしいケーキが運ばれてきて、お孫さんが満面の笑顔でコチラもホッコリしました♪

あと、これが最大の失敗だったのですが、大揺れの船の中のバイキングはすごく疲れます。

すごく揺れてたので、足を踏ん張りながら料理を取りに行くので、踵７センチのヒールを履いていた私は次の日両足が筋肉痛でした。

両親に申し訳ないことしたな～と思っていたのですが、２人とも毎日ウォーキングに行く健脚なので、翌日私よりむしろ元気でしたがｗ

でも、天気が悪いと足元がふらついて危ないので、船内で両親をウロウロさせずに、席まで運んでもらえるコース料理にすればよかったと、後悔しました。

あと申し訳ないといえば、お年寄りは窓越しの夜景がよく見えないようでｗ、父が「次は景色が見える昼にもう一度来たい」と言ってました。

ここが第三の失敗でした。

ということで、バイキングメニューのクルージング・パーティ（特にナイトクルーズ）は、敬老のお祝いには向いてなかったという結果に終わりましたｗ

天気の関係で、両親を思いのほか疲れさせることになってしまい、しかも景色もあまり楽しめず、申し訳なかったな～と。

先に気付けよ！と言う感じですが、お年寄りのお祝いはなるべく陸でやるのがベターだといういい勉強になりました。

（若いおじいちゃん・おばあちゃんなら、いいかもしれませんが。）

私とチビ的にはとっても楽しいクルージング・パーティで、両親も喜んでくれていたので、トータル的には満足なんですが…。

なんか、失敗ばかり強調してしまいましたが、若い人の結婚記念日のディナーとか、お子さんの誕生日パーティには、すごくお勧めです。

天気に恵まれて、風もない穏やかな日だったら、最高のクルージング・パーティになったと思います。

チビも折に触れ「また神戸で船に乗ってご飯が食べたい」と言うのですが、神戸に行く機会がなかなかないまま数年…。

まさか船が感染症の流行時のクラスター発生ポイントになるとは、今まで全く考えが及びませんでした。

この時期色々とお気の毒な業種が沢山ありますが、船の旅行や日帰りクルーズもその大変な業種の一つかと思います。

コロナ禍が終わったら、またこんな風に船に乗って観光したり食事したり、そんなことができる日々に戻ってほしいですね。

コロナ禍での近況報告

ここ大阪は、緊急事態宣言が解除されることになりました。やっとです。

大阪の感染爆発の時はけっこうピリピリした雰囲気だったこともあり、さすがに気持ち的に疲れましたｗ

ほかの流行地域の皆さんも、お疲れ様でした。

今後飲食店の営業は夜８時までで、お酒の提供が夜７時までになり、飲食業界の方は引き続き大変みたいですが…。

思うんですが、夜７時迄に飲みに行ける社会人、少ないと思うんですよね。

主婦業・主夫業の方も、夜７時といったら一番忙しい時ですし…。

コロナウイルスは夜行性じゃないのでｗ、もうちょっと遅くまで食事やお酒を楽しめるようにしてはどうかな、と個人的には思ったりします。

廃業してお店を閉めてしまった飲食店も少しづつ増えてきて、胸が痛みます。

まぁ、これは個人的な考えなので、みなさんそれぞれのお考えはあると思いますが…。

感染症の流行は、お店を訪れるお客さん含めみんな各自で昼夜関係なく対策しないといけない問題で、飲食店にばかり感染対策を求めるのは何か違うな～と思いました。