さてさて、前回に引き続き、後編「生駒山上遊園地」のご紹介です。
この記事は前編「生駒ケーブル」の後編になりますので、この記事から読まれた方は、もしよかったら、前編も併せてご覧ください♪
生駒山上遊園地は最近ファミリーに人気らしい・・・
この遊園地、奈良や大阪に住む人なら、知らない人はいない程有名で、今年で創立85年の遊園地になります。
今現在も、私が子供の時の雰囲気を残した、ノスタルジックな昔ながらの遊園地で、時代の流れに取り残されたのか、閑散としていた時期もありました。
一時期、「スカイランドいこま」などと、全然似合わない洒落た名前に改名してみたり(笑)、若者やカップル向けに、あれこれアトラクションのてこ入れをしたり、お客さん離れ解消を模索していたようです。
でも、復活をとげたのは、客層をファミリー層に絞ってからで、近年にわかに客足が復活してきているそうで…。
復活は、今までの努力が実ったのか、他の遊園地がどんどん潰れていって、単に小さな子供が遊ぶところがなくなったからなのか(笑)、それは分かりません。
ただ、孫が命のジジババは金払いがいいので(笑)、ファミリー層を取り込んだのは正直、正解だったと思います。
ファミリーに人気の理由は?
入場料がタダ!
これは家族連れ、特にお子さんがたくさんおられるご家族には嬉しいですね♪
昔は当たり前だった、「乗りたい乗り物にお金を払う」というスタイルなのですが、乗り物の料金も、だいたい300円か500円と良心的です。
乗り放題パス(大人・3200円)もありますが、小さなお子さんと一緒なら、「とくとくチケット」という、大人と子供共通で使える、回数券みたいな紙のチケット綴り(12回分・3300円)の方が、ゆったりのんびり遊べるかと思います。
まぁ、公共交通機関を利用の人はケーブル料金、自家用車を利用の人は信貴生駒スカイラインと駐車場の料金がかかるので、入場料無料と言っても、全く無料で遊べるという訳ではないんですけどね・・・
敷地が狭い!
敷地が山頂にあるので規模が小さく、1日もかからず回りきれますし、いい意味で昭和な感じで小さいお子さんがいるファミリーがまったり楽しめる良さがありますよね。
恐怖の絶叫ライド系はないので、音でビックリすることはないのですが、お化け屋敷はあるので、うちの子みたいな恐がりのお子さんは、お化け屋敷の看板を見せないよう注意が必要ですよw
ただ、狭いとはいえ、道は若干の上り下りがあるので、足腰弱い方(私だw)は、翌日の筋肉痛に要注意ですw
営業時間が短い!
通常の営業時間は、なんと、10時から17時です。
夏休み中は、夜21時までのナイター営業をすることもあります(日によって違うので要確認)。
小さなお子さんがいると、遅くまで遊べませんし、早めに帰って家でゆっくりお風呂&食事のスケジュールを組みたい方には、ちょうどいいですね。
生駒山上遊園地に行く時気をつけること
安くて手軽に遊べる生駒山上遊園地ですが、デメリットも多少あります。
山頂なので、自動販売機の値段が高いことです。
缶やペットボトルの飲み物は200円前後しますので、自宅から水筒を持参するか、山のふもとで購入しておくことをオススメします。
あと、天気が急変しやすいので、カッパか、ナイロン製のジャンパー、羽織り物などをカバンの底に忍ばせておいた方がいいでしょう。
それから、携帯が圏外になることが多々あります。家族がバラバラになった時の集合場所など決めておきましょう。
この日の私達
近年、あやめ池遊園地や阪神パークなどがどんどん閉園になり、こういった、小さな子供がゆったり楽しく遊べる施設は、本当に貴重になってきました。
ジジババは、USJやディズニーランドは疲れて大変なので、こういう昭和な場所の方が喜んでくれますが、この日も実際、家族&ジジババの組み合わせで超満員でした。
この日は、私と子供がアトラクションに乗りながら、じぃじ&ばぁばと順次合流して
サクサクとアトラクションを楽しむみたいな段取りが暗黙の了解で出来上がり…。
当家のじぃじとばぁばは、待ち時間解消のために、目当てのアトラクションの行列にそれぞれ並んでくれて、チケットも惜しみなく購入してくれ、孫のために大奮闘してくれました。
私はといえば、はしゃぐ子供を追いかけたり、自分も遊具に一緒に乗ったりしていたので、写真がほとんどありません(汗)
ひとしきり遊んだ後は、トッキュウジャーのショーを見ながら休憩して、その後、広場に移動して遅めのお弁当です。
先ほどデメリットの所でご説明しましたが、飲み物は高いし、食べ物は行列に並ばないと買えないので、我が家は山のふもとでお弁当とお茶を購入しました。
スーツアクターさん、もとい、トッキュウ1号さんが会議室の長机みたいなのに座って、ひたすらサインを書きまくっています。
ちなみにサインは500円(爆★)。
うちの子供にも小さい時せがまれて、よくサイン貰って握手もしてもらったなぁ~。
我が愚息は、「炎神戦隊ゴーオンジャー」や「侍戦隊シンケンジャー」あたりが丁度ピークの年頃で、今年あたりから戦隊物は卒業っぽい感じです。
この調子だと、仮面ライダー卒業もそう遠くないのでは…、という気もします。
オモチャを求めて電気屋さんに早朝から並んだり
食玩を発売日にゲットするために開店前のスーパーに並んだり
ガンバライドやダイスオーのためにゲーセンに行ったり
入学式の学用品を仮面ライダーでそろえるために奔走したり
…と、あんなに振り回されたのに、こんなにあっさり興味が薄れていくとは…。
今となってはちょっと寂しい気持ちになります(笑)
もしかしたら振り回されている振りをしながら、実は私自身もコッソリ楽しんでいたのかもしれません…(爆★)
話が大きく脱線しちゃいましたが…。
休憩して午後からも遊ぼうと思ったら・・・
さぁ、もうひと頑張りと思った矢先、さぁ~っと、あっという間に雲が・・・
本当なら、シャボン玉をするチビの後ろには、大阪の風景が広がっているはずなんですが、もやがかかったように何も見えなくなり・・・
こんなふうに、天気が変わりやすいのも、山の山頂ならではです。
ご飯を食べている間にあっという間に曇ったと思ったら、この後、ゴーカート待ちをしている間に大粒の雨が降り出し、半袖の子供達が震える位寒くなってきました。
チビの顔にモザイクをかけたので、雨に打たれながら苦悶に満ちた顔で爆走する顔をお見せできなくて残念です(笑)
カッパを着たまま縮こまるバイトのお兄ちゃんの様子で、いかに寒かったか察していただけると幸いです。
うちはナイロンのジャンパーを万が一のためにかばんに入れていたので、なんとか雨と寒さをしのげましたが、本当に温度が変わるのは一気でした。
暖かい季節とはいえ、山の上に行く時は、念のためはおり物は必要かもですよ♪
あと、生駒の山の上には、テレビ塔や電波塔がいっぱいあるので、当然携帯はつながるものと思い込んでいたら、今どきまさかの「圏外」。
家族で別行動をしていて、集合をかける時、突然圏外に気づいて困りました。(ちなみに当方NTTドコモ)
天気の急変による「寒さ対策」と、電話圏外による「一家離散対策」の2点、今から行く方はお気をつけあれ~~♪
けれど、大阪市内から1時間もかからず子供と行ける遊園地というのは貴重です。
生駒山上遊園地には、これからもファミリー層を大切にする立ち位置で頑張ってもらいたいです♪
しかし…。
疲れた…(汗)。
コメントありがとうございます!
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