子供と歩く大阪散歩ノート

今日の記事は、昨日ご紹介した、久宝寺緑地のシャクヤク園の後編です。

「肥後シャクヤク・エリア」から、更に奥に進むと「花畑エリア」と「見本園エリア」があり、主に西洋系の大輪の芍薬を中心に植えられています。

花径が20cm近い超大輪種も多く、芍薬の香りに包まれたゴージャスな空間で、お花を見ながら散策を楽しむことができます。

では、ピンク系とホワイト系に分けてご紹介していきます♪

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ピンク系のシャクヤク

夕映え(ゆうばえ)

スーパーでも切り花で売られていたりするので、おそらく誰でも一度は目にした事があるかもしれない「夕映え」。とっても良い香りがします。

絵姿(えすがた)をお手入れする職員さん

ここのシャクヤク園の職員さんは、ちゃんと昔風の作業着(作務衣みたいな感じ)で、作業をされているんです。

景観をこわさないようにとの粋な配慮なのかもしれませんが、職員さんとお花をひっくるめて、文字通りの「絵姿」で素敵です♪

華燭の典(かしょくのてん)

ゴージャスでフリルみたいで、これぞ芍薬!って感じ。それにしても最近「華燭の典」って言葉、聞かなくなりましたね。

最近の若い人は、「華燭の典」が結婚式(披露宴)のことを指すなどとは、知らないんじゃないでしょうか(単に私が年を取っただけという話・・・)。

小島の輝(こじまのひかり)

これも、いかにも芍薬!って感じの「小島の輝」。大輪の花が満開で、迫力ありました。

ラインボーデン

薄いピンクの優しい雰囲気の「ラインボーデン」ですが、とってもボリューミーで存在感がありました。

白系のシャクヤク(薄ピンクも含む)

白雪姫

「白雪姫」は、よくフラワーアレンジメントや花束などで使われているのを見ますね。

上の「白雪姫」も、下の「かぐや姫」も、直径20cm近い超大輪種で、上品な佇まいでいて存在感があります。

かぐや姫

「白雪姫」と「かぐや姫」は、2品種とも、新潟県魚沼市の同じ生産者さんが生み出したお花です。

ダッチスネムール

ダッチスネムール、とても良い香りがしました♪

ラテンドール

このお花の名前、ずっと「ラテンのドール(お人形)」だと思っていて、「なんか全然ラテンっぽくないよな~」と思っていたのですが、私の勘違いでした。(「ラテンドール」ではなく、「ラテンドレス」という表記の場合もあります。)

白系の芍薬のお花畑♪

実は「la téndresse (ラ タンドレス)」という、おフランス語だったみたいで、「ラテン・ドール」ではなく、「ラ・テンドール」なんですね。

点を付ける場所がちょっとズレるだけで、グンとオシャレっぽくなるから、言葉って不思議ですw

「téndresse」ということは、英語で言うところの「tenderness」なので、意味は「優しさ」とか「柔らかさ」という意味になり、これでようやくお花のイメージにしっくりきました。

ラズベリーサンダー

最後は、西洋系のシャクヤクで、私が一番大好きな「ラズベリーサンダー」。

これも前は日本語表記を見て「ラズベリーの雷?」と思ってたのですが、英語で検索してみると、「raspberry sundae peony」で沢山画像が出てきます。

「sundae(サンデー)」は、ファミレスとかにある「チョコレートサンデー」の「サンデー」なので、「ラズベリーサンデー」というスイーツがお花の名前の由来なのかな?

私の勝手な憶測ですが、スイーツをイメージして名付けられたのであれば、この名前はしっくりきます♪

ということで、駆け足でご紹介しましたが、久宝寺公園・シャクヤク園の2018年のお花たちでした♪

久宝寺緑地・シャクヤク園
〒581-0077 大阪府八尾市西久宝寺323

●oo○ooo●  最後まで読んで下さりありがとうございます。  ●ooo○oo●
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コメントありがとうございます!

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  1. こんにちは。。

    私も年寄りなのですが、なにしろ学がないので、「華燭の典」というコトバ自体、ココではじめて勉強させていただいております^^
    ただシャクヤクのお花、これだけ華やかですと、結婚式のブーケあたりには、いいかもしれないですね~♪
    もちろん、各種フラワーアレンジメントとしても、大活躍なんでしょうね。。
    職員さんも、服装にまで気を配っているんですね。。
    麦わら帽子?は、とてもセンスよくて、オシャレだとおもいますよ^^
    いっぱいのお花、ありがとうございました~♪ 

    • コスモさん、いつもありがとうございます♪

      大昔、会社員だった頃、上司の祝電を代理で打つ時の文例集の中に「華燭の典」という言葉があり、よく使いました。

      人の結婚式の時は「華燭の典」と言ってもいいけど、自分の結婚式のことを言う時に「華燭の典」を使ってはいけないんだそうで、実を言うと私もその時初めて知った言葉でした。

      電報や、結婚式のスピーチ以外で聞いたことのない言葉なのですが、友人の結婚式に呼ばれる年でもなくなったので(笑)、近年とんと聞かない言葉になりました。

      なので、現在でも使われている言葉なのかどうかは不明です。

      古い話で、年がバレてしまいそうですね(恥)。

      シャクヤクは、ブーケやアレンジにすると、とても豪華&インパクト大で、香りも楽しめて超オススメですよ♪

  2. 全編・後編と芍薬の画像を楽しませていただきました。
    芍薬は私もその可憐な姿が好きで、我が家の庭にも少しですが植えています。

    種類は・・・
    一番下の「ラズベリーサンダー」が近いでしょうか・・・
    イメージが似ているだけで違うと思います。
    現在蕾がふくらみつつありますので開花まではもう少しですね。

    ただ、ここのところ寒い日が続いていて、
    太陽の光が当たらないので、ちょっと心配です。
    朝晩は短時間ですがストーブのお世話になるほど寒いです。

    全体的に今年は寒さで開花が遅いみたいです。
    花たちが季節を勘違いしなければよいのですが・・・^^

  3. あっ、追伸です。
    ブログ右サイドの「blogram」の投票バナーが
    機能していないようですよ^^

    • よんだーさん、こんばんは。

      ブログラムの件、ご迷惑をおかけしています。

      ブログラムとのリンクがつながっていないにも関わらず
      ブログにお越しいただき、ありがとうございます!

      >朝晩は短時間ですがストーブのお世話になるほど寒いです。

      今もストーブが必要なのですか?

      ということは、北海道のシャクヤクの季節は
      これからなのですね。

      もしいつか機会がありましたら、
      ぜひ「ラズベリーサンダー」に似ている芍薬
      お写真拝見してみたいです♪

      今年は、寒かったり暑かったり
      一定しない、不思議なお天気が続きますね。

      こんな調子だと、人間もお花も調子が狂いますねw

      そちらはまだ寒いみたいなので
      お体にはどうぞお気をつけて・・・♪

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