『錦橋』の両サイドにある個性的な建物・フェスティバルホール＆大同生命大阪本社ビル

前回の記事では土佐堀川にかかる『錦橋』をご紹介しました。

この『錦橋』の北側は大阪市北区、そして南側は大阪市西区になるのですが、橋の南北にはそれぞれ個性的な建物があります。

今日はその建物たちをご紹介します。

大阪市北区側・フェスティバルホール

『錦橋』を挟んだ北側、大阪市北区中之島にあるコンサートホール『フェスティバルホール』。

下の写真は素材集からお借りしてきた写真なんですが、橋のすぐ前にフェスティバルホール（茶色い建物）があるのがわかりやすいと思います。

ポップスやロックのコンサートはもちろん、クラッシックコンサートやミュージカルなど幅広く使われている歴史あるホールです。

１９５８年～２００８年までは、初代のフェスティバルホール。

現在の建物は２代目で、平成２５（２０１３）年に『中之島フェスティバルタワー ウエスト』の一部として生まれ変わったものです。

座席数は２７００。

フェスティバルホールの公式サイトの言葉をお借りすると、『天井から音が降り注ぐ』という触れ込みの音響自慢のホールです。

日本の優良ホール１００選に選ばれています。

少し離れたところから撮った写真ですが、写真の真ん中、上層がビルで下層がベージュのホールが見えますが、これがフェスティバルタワーです。

（フェスティバルタワーについては、また別の機会に改めてご紹介します。）

ホールの外壁にある特徴的な陶器のレリーフは『牧神、音楽を楽しむの図』という作品。

昭和３３年（１９５８年）に初代のフェスティバルホールが建設された時、当時の若手彫刻家たちによって作られた作品です。

このレリーフは建て替えにあたって新たに作られたものですが、初代のレリーフのデザインや雰囲気がそのまま引き継がれてされています。

初代フェスティバルホールの写真をウィキペデアからお借りしてきました。

レリーフはほぼ同じですが、配置場所が違います。

建て替えにあたって、近くを通る高速道路からもよく見える位置に配置変えされたそうです。

夜はライトアップされていて、昼間とはまた違った風情があって素敵な場所なんですよ♪

大阪市西区側・大同生命大阪本社ビル

南側の大阪市西区江戸堀は幹線道路と高速道路を挟んだ向かい側になりますが、個性的な『大同生命大阪本社ビル』があります。

下部にある柱が特徴的で、ポッキリ折れそうで心配になるのですがそこは日本の建築物。きちんと作られています。

↑自分で写真を撮ると屋上まで撮れないので、ビル全体の写真をウィキペディアからお借りしてきました。

建てられてもう２０年以上になりますが（１９９３年竣工）、今見ても綺麗だし洒落てます。

旧大同生命肥後橋ビルを建て替える際、ネオゴシック様式のテラコッタ外壁、チューダー式アーチ等の意匠を受け継いだそうです。（ソースはウィキペディア）

阪神高速からも見えるので、ご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか。

大同生命の前身は江戸時代の大坂の豪商・加島屋なのですが、このビルはその加島屋の跡地に建っています。

（ちなみに対岸のフェスティバルホールのある場所は、江戸時代は岡山藩蔵屋敷があったそうです。 ）

大同生命の創業者・加島屋の広岡浅子さんは、NHKの朝ドラ『あさが来た』のヒロインのモデルなんだそうです。

私はこのドラマを見たことがないのですが、いつか見てみたいなぁと思います。

夕方仕事帰りに撮ったので下の方が陰になってしまってますが、こんな風にビジネス街になじんでます。

夜になると、柱が下からライトアップされていてすごく綺麗です。

こんな感じで錦橋の両サイドには、北側にフェスティバルホール、南側に大同生命大阪本社ビルというレトロな建物があるということでご紹介しました♪

地図で見るとこんな感じです。（所在地は大阪メトロ・肥後橋駅）

コロナ禍の近況報告

コロナのニュースやネタは今回はありませんので、今日はただの備忘録です。

東京では、桜の開花宣言があったようですが。（一転して今日は寒かったですが）

大阪は開花はまだなんですが、大阪城公園の標本木の枝３本が折られてしまったそうです。

警察に被害届を提出したそうなんですが…。

毎年大阪城の標本木の開花宣言を楽しみにしていたので、ちょっとショックです。

そんな大阪ですが、開花宣言は２４日頃になるそうです。

昨日今日ちょっと寒かったので、どうなりますことやら。

今年はチビと一緒にお花見に行く予定なのでいつにもまして楽しみです。