SNSで話題になっていたので急に御座候が食べたくなってしまいました。

少し前の話なのですが、大阪と兵庫間の不要不急の往来を自粛するよう、両自治体の首長から住民に要請がありました。

その時、SNSで「もし大阪と兵庫の間に関所ができたら…」みたいな話題が流行りました。

#翔んで兵庫

検問にて

役人「これの名前を言ってみろ」
A「太鼓まんじゅうです」
B「今川焼きです」
C「大判焼きです」
D ｢御座候です｣

A B C ｢あっ！！！？｣

役「こいつを捕らえて自然学校の青年の家で軟禁しろ！！！」 pic.twitter.com/TxpZVtPyYS

— ヤスマ@映画レビュー (@yasuyandep_mk4) March 19, 2020

上の食べ物、一般に「今川焼」とか「大判焼き」とか「回転焼き」とか、その地方それぞれに呼び名が違うんですが…。

（↓参考（Jタウンネットより）：関東人「今川焼き」 関西人＆九州人「回転焼き」 北海道「おやきだろ」 兵庫人「御座候だよね」 『えっ』）

びっくりしたんですが、全国の中で、兵庫県の人だけがこれを「御座候（ござそうろう）」と呼ぶらしいんです。

広い全国の中で、兵庫県だけです。

ちなみに大阪の人は「回転焼」という人が多いんですが、実は私の家や近所の人は大阪人でありながら、「御座候」って呼びます。

おそらくですが、大阪で近鉄百貨店の近くに住んでいる人は皆、これを「御座候」と呼ぶはずですｗｗｗ

「御座候」というのは回転焼きのお店の名前なんですが、このお店の本社が兵庫県にあるらしいんです。

なので、兵庫では「御座候」という企業（お店）の知名度が高いので、それがそのまま食べ物の名前として定着しているのですね。

今まであまり考えたことなかったんですが、「なるほど世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるな」と思いました。

なので私は、万が一大阪・兵庫間に関所ができてテストされたら、うっかり「ござそうろう！」って無意識に口走らないよう気をつけねば…。

大阪府民を装う兵庫県民だと誤解されて、大阪から追い出されるかもしれませんｗ

で、SNSでそんな話題が盛り上がっていたので、久しぶりに御座候が食べたくなって、駅地下のお店まで買いに行きました。

すると、同じことを考えた人が多いのか、何人も並んでいましたｗ

待ち時間の間は、実際に作っている実演コーナーをガラス越しに見れるんですが、あんこをてんこ盛りに入れています。

後で気になって御座候の栄養成分を調べたら、小豆がたくさん入っているので、１個でタンパク質が５ｇもとれるそうで…。

(↓皮が極限まで薄くほとんどアンコで占められているのが「御座候」の特徴ｗ)

１個９５円（税込）でこれなら、栄養的になかなか優秀なスイーツだなと思いました。

この後バタバタしている間に、緊急事態宣言が出てしまい、お出かけしづらくなってしまったのですが、多めに買って冷凍しておいたので、あと何回か甘いおやつを楽しめそうです。

(↓２人家族なのに８個も買ってしまったｗ)

私は甘党じゃないので自分からスイーツを買うことはほぼないんですが、たまにはこういう甘いおやつもいいものですね♪

今考えてみたら、緊急事態宣言が出る前までは、お出かけ自粛気味とはいえ、こんな風にデパ地下に行けたり、今よりも随分軽めの自粛だったように思います。

昨日からは、緊急事態宣言が全国に出されましたが、ほかの府県でも、「今までとなんか街の雰囲気がちがうわ～」という空気になっていくのでしょうか。

今日の安倍首相の会見でも言われてましたが、GWに旅行や帰省で人が都市部から一斉に散らばると大変みたいですね。

というかこんな中、遠方に旅行に行こうとか思ってる人、いるんでしょうか（汗）。

里帰り出産したい妊婦さんなど、どうしても移動が必要な人は仕方ないかもしれませんが、旅行はNGだと思います。

GW明けまでまだまだ長いですが、なんとか皆で協力しながら、感染爆発を防ぎたいものです。

 

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