大阪城が入城料を値上げして豊臣時代の石垣を遂に公開する話

先日、大阪城・天守閣の大人の入城料の値上げが発表されました。

こちらの地方では結構大きく報道されていましたので、今日の記事に取り上げたいと思います。

大阪城の値上げ後の値段は？

現在、大阪城の大人入城料は６００円なのですが、２０２５年春から１２００円になるそうです。

中学生以下は今まで通り無料です。

一気に現在の２倍に値上げされることで、ちょっとしたニュースになりました。

大阪城の入場料値上げのニュースを受けて、当協会にもお問い合わせいただきましたが…しっかりとは把握しておらず、これはなんとなくよろしくない。という事で日本100名城と続日本100名城の入場料を慌ててざっと調べました。 pic.twitter.com/VD3KFC0PFE

— 公益財団法人 日本城郭協会【公式】 (@nihonjokaku46) February 16, 2024

ツイッターで見たところ、今一番入城料が高いのが姫路城の１０００円みたいなので、それを２００円も超える値段になってしまいます。

ちなみに「高い」つながりですが、大阪城は日本で一番高さの高い城ではあります（地上高約５８ｍ）。

なので、とても大きくて立派な城なので見る価値はある、と地元民としては自負していますが…。

大阪城は昭和になって再現された建築物なので、世界文化遺産の姫路城より料金が高いというのはちょっとな～という感じが私的にはしました。

が、値上げにはちゃんとした理由があるみたいです。

入城料値上げの背景

実は大阪ではかなり前から、昭和に発掘された豊臣時代の石垣を公開しようという『大坂城豊臣石垣公開プロジェクト』が始まっていました。

今回、豊臣時代の石垣を一般公開する施設がオープンし、その施設の料金込みということらしいです。

この豊臣時代の石垣は、徳川が天下を取って大阪城を再建する時に全部埋められてしまったもので昭和になって初めて見つかったものなんです。

私はテレビや写真でしか見たことがないんですが、いつも見ている徳川時代の美しい石垣とは違って、素朴というか粗削りというか時代を感じさせる石垣です。

城の入城料だけで１２００円だと高いな～という感じですが、秀吉が作った（作らせた）石垣を見ることができるのなら、１２００円位でもいいかもと思いました。

これは私が歴史好きだからそう思うだけであって、実際は「高い！」という意見が多いみたいですが。

がめつい考え方かもですが、景気のよさそうな外国人観光客がたくさん来てくれているので、外国人の人からしたら１２００円位痛くもかゆくもない額なのでこれを機会にもっと貪欲に稼いではどうかと…。

景気の悪い我々日本人向けには日本人割とかあると嬉しいですがｗ

その稼いだお金でもっと発掘作業をしたり、大阪城公園の施設を充実させたり色々すればよいのではないかと思います。

もっとガッツリと発掘作業をすすめて最終、正確な場所がいまだに分かっていない石山本願寺の遺構も見つけてほしいです。

おわりに・ひとりごと

改めて考えてみると、地元に住んでいながら有料の大阪城の城の中とか西の丸庭園なんて小学校の遠足以来入ったことがなく…。

いつも私がブログにアップしている風景は全部無料の場所ですｗｗｗ

いや、地元民だからかえって有料の観光地にはいかないのか…。

御座船に乗って石垣を近くから見たいな～、でも高いよな～、とずっと迷ってるのですが、こうして迷っている間に色々値上がりしていく予感がしてきました。

これを機に、もう少し季節がよくなってきたら思い切って今年こそ御座船に乗ってみようと思います♪