今日は、Xで『強迫性障害』というワードがトレンドに上がっていました。
俳優の佐藤二朗さんのツイートがきっかけみたいですね。
病。キツイ。マジでキツイ。そのメンタルの病に、世の中で一番大事な「家族」と、世の中で一番大事な「芝居」を、絶対に、絶対に、侵食されぬよう、僕は生きるか死ぬかで、全身全霊で生きる。恐らくは、それしか僕の生きる道はないから。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 5, 2024
佐藤二朗さんは小学生の頃に強迫性障害を発症して現在に至っておられるそうで、うちのチビと全く同じだとビックリしました。
この強迫性障害はだいたい思春期位から発症するらしいので、小学生から発症した人はあまり聞いたことがなくて…。
その同じ病を持つ佐藤二朗さんが、今は立派な社会人&家庭人になっておられることに一縷の光明を得た思いでいます。
チビは小学3年の時に『汚染恐怖』から始まって、高校生の現在は『汚染恐怖』もかかえつつ『加害恐怖』の方がメインに移り変わってきました。
知らぬ間に誰かにぶつかってその人が後から死んでいるかもしれない、という強迫観念があるので外に全く出ることができません。
「ぶつかってしまったかもしれない人」は後から探すのは不可能ですし、それ以前にそもそも誰ともぶつかってないので被害者は存在してないのですが、ほぼ一日ずっと心配して確認することになります。
家の中にいたら安心だろうと思いきや、知らない間にスマホでSNSに暴言を書き込んで誰かを死に追いやってしまったかもしれない、と毎日家族を巻き込んでエンドレスで確認作業をしています。
こちらの方も、誰に暴言を吐いたか後から確認しようがないですし、そもそも知らない間に無意識で暴言を書き込むことなどありえないので被害者は存在しないんですよね。
おそらくチビ自身も心の中では「そんなはずはない」と分かっているはずなんですが、確認をやめることができなくて苦しむのが、ただの心配性とは一線を画しているところだと思います。
この病気にはSSRIというお薬があって、これはうつ病や不安障害の人のお薬と同じものなんですが、うつ病の人に処方される量のほぼ倍量飲まないと強迫症の人には効かないという頼りない?薬で…。
我が家も中学生の時はデプロメール、高校生の現在はレクサプロというお薬を飲んでいますが、正直全く効いている気がしませんw
(10代だから最大量処方できないという理由でほどほどの量が処方されてるんですが、おそらく量の問題ではなくこの薬自体がチビには合わないのではないかと…)
もう完治を目指さず、体調を整えて自分なりの精神安定方法を構築してうまく付き合っていくしかないのでは…と思っていたところの今回の佐藤二朗さんのツイートでした。
「強迫性障害」。小学生時に発症。あまりにキツく「memo」という映画をつくる。根治を諦め、共生を決める。が、昨夜酔い、書いたら少しは楽になると思い呟いてしまった。侵食されていい。病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。ご心配かけすみませんでした。感謝。本当に。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) February 6, 2024
「病含め僕。病ゆえの「力」を信じよう。いつか病に礼を言えるよう。」という言葉に心を打たれて、チビにも佐藤さんのツイートを見るよう勧めたのですが頑なに拒否されちゃいましたw
今のチビは思春期も相まってか本当に頑なで、入院治療も拒否し続けていますが、ここ2年位はうつ病も併発してかなりの重症でした。
(実は、別の薬が追加になったことで症状がよい方に変化し、うつ病とは違う病気を併発していたことが後でわかったのですが、その話は機会があればまた…)
そんなこんなで最近少しだけ症状が落ち着いてきて、まったく単位が取れずにいる高校は3月で一区切りつけて一旦諦めようという流れでいたのが、もう1年続けることになりました。
まじめな頑張り屋さんとも解釈できますし、諦めが悪い人とも両方解釈できますが、前人未到の高校5年生に突入となります(激汗)
これがもし遊んでて卒業できなかったというのでしたら問答無用で辞めさせるところですが、病気で勉強できなかったのだから仕方がないかなと。
他のご家庭から見たら「いつまで高校生やっとるねん!」とかなり奇異にうつるかもしれませんが、私はもう人目を気にするのをやめましたw
チビの持つ自閉症スペクトラムの特性上からも、皆と同じタイミングで普通に就職して普通に結婚して…という生き方は望むべくもないものだと覚悟しています。
納得いくまで自分なりにあがいて自分なりの道を進んでみたらいいのではと、俯瞰して見守ることにしました。
コメントありがとうございます!
佐藤二郎さんの件、初めて知りました。。
そんな状態だったのに、あのように活躍されていたのですね。。
そして、りん君は、そのような症状だったのですね。
確かに考えだすと切りがないし、誰でにどうしたかなんてわかりませんからね。
高校5年生ですか。
誰もやっていないことを成し遂げることも悪いことではないと思いますw
本人が納得するまでやればよいと思います。
たたとあさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
私も佐藤二朗さんの病気のことは初めて知りました。
鎌倉殿の佐藤さんをすごい役者さんだな~と思いながら見てたし
NHKの歴史探偵もいつも見てるのでびっくりしました。
チビも大人になったらもうちょっとうまくバランスをとって
生きられるようになれるのかな~という希望を持てました。
高校5年はビックリですが、ここで本人の意思に反して止めさせたら
一生禍根が残ると思って本人に任せることにしましたw
こんにちは。。
ウチの娘も、私が“これよんでみたら・みてみたら・・・”というのは、
まあ、ほぼほぼみてくれません^^
家内からのも頻度が高いです。。
こういうのも思春期だからでしょうか、、もはや年齢的なものなのですね(#^^#)
あとは親からだと、どうしても押し付けに映るかもしれません。。
となると、自発的に気がつきみつけるしかないのですが。。
佐藤さんは、特にこの方早口なのもあり、
よくも悪くも神経質な印象をもっていたのですが、
小学校のころから病とも戦っていたのですね。。
ただ、さらに一皮むけて、病とつきあう覚悟をもてたところがエライところだと思います。。
もしかしたら、これら一連のことすら個性に変えて、
今の地位を築き上げてきたってことになるでしょうし。。
どんな方でも、程度こそあれ、なにかしたらの病等に悩み苦しむと思いますので、
参考にできる考え方だとおもいます(#^^#)
コスモさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
やはり思春期の子供は親のアドバイスに反発しますよね~w
娘さんもパパでもママでも同じですかw
よかれと思ってのことも子供からしたら押しつけに感じるんでしょうね。
うちのチビなんかあからさまにムッとしますw
佐藤二朗さん、確かに早口だし神経質な感じしますねw
お芝居に真剣というか何事にも一生懸命な感じがします。
ものすごく演技派でいらっしゃるので、強迫神経症ならではの繊細さが
演劇への取り組みにいい意味で寄与しているのではとなんとなく思います。
病と闘わず共存するという考え方は年と共に確立されていったんでしょうね。
子供の時はそういうスタンスはなかなか難しいし辛かっただろうな~と思います。
病との付き合い方はこれからの自分にとっても参考になります。
チビも大人になったら自分の取り扱い方みたいなものを確立できるのかな~、
そうなればよいな~と願わずにおれません(^o^)
こんにちは、、コメありがとうございました(#^^#)
>肩こりから熱が出た・・・
そういうことがあるんですね(汗。。
私もスマホみる姿勢が悪く、いつも首が痛く、
そこからくる頭痛も多いはずなのですが、
発熱も注意しないとです。。
親としては、風邪気味なら静かにしていつつも、
TDRの日は頑張ってね・・・、という思いですけれど、
子供の一番の興味はゼルダの新作でした^^
双子さんだからといっても、多少は違いもあって、
たとえば通う中学校・高校も別々になってます。。
親の愛情はかわらないでしょうから、
結局は本人・・・ってことになるとおもいます^^
コスモさん、こんばんは。
肩こりから発熱、けっこうありますw
最近は「スマホ首」という症状があるみたいですね。
首や頭の痛みとかで悩んでる人多いとテレビでやってました。
TDLは今度はゲームの新作発売日あたりを避けないといけませんねw
双子はうちの近所はとんと見かけません。
地域性とか家族性(遺伝)とかあるんでしょうかね。
双子ちゃんでも大きくなるにつれ違う学校になるんですね。
親は大変ですねw