この週末、全国的に、北陸新幹線のチケットの話題で盛り上がりましたね。
当ブログでも、前回、鉄道切符のアツい3日間に
JRの列車のチケットを、発売日の朝いちばんに取得する
『10時打ち』について、記事にしたんですが
この週末、子供がお熱を出したりして、バタバタしてPCを放置している間に
ほんの一時的ではありましたが、検索のアクセスが増えていました。
『10時打ち』に、興味ある人が、こんなにいたとは・・(笑)
で、今朝の『モーニング・バード』では
先週の、列車ファンのアツい3日間の特集の、後日談的な特集を
北陸新幹線の始発チケット限定で、放送していました。
今回、北陸新幹線の始発チケットは、10時の発売から
わずか25秒で、完売したそうなんですが
今回、この『10時打ち』を制覇したのが、JR富山駅。
JR富山駅は、この日のために、この道30年のベテラン駅員さんを招集
このベテラン駅員さん2人を含む、7人でスペシャル・チームを編成し
当日の朝を迎えたんだそうです。
そして、驚異の神業&アイデアのおかげで、並んでいた人のうち
なんと、9割もの人が、希望のチケットをとれたんだそうです。
通常、JR・みどりの窓口は、若手の駅員さんが担当することが多く
年配のベテランさんが、早朝から出てくるのは、相当気合入ってますよね。
ベテラン駅員さんいわく、『10時打ち』のコツは・・・
・・・
・・・
『企業秘密』 なんだそうです。
そりゃそうですよね~(笑)
ということで、『10時打ち』のコツは、TVでは明かされずじまいでしたが
今回の富山駅で9割もの人が、希望のチケットをとれた『勝因』が公開されていました。
でも、これって、テレビで公開しちゃって、大丈夫だったのかなぁ~。
次回から、全国のみどりの窓口の人がマネしそう(笑)
でも、チケットの取り方のコツがわかっても
長年の経験でしか会得できない『10時打ち』を、マスターしていなければ
次回も、富山駅に勝つことはできませんね(笑)
富山駅の、余裕を感じました。
で、肝心の『勝因』ですが、JRのチケットは
一人の人が、一度に買えるチケットの枚数は『14枚』
と、決まっているんだそうです。
なので、一人づつ窓口に行って、自分の分だけ買うんじゃなくて、
行列に並んだ人たちが協力して、『まとめ買い』に賭けたんだそうです。
しかも、まとめ買いする枚数は、『14枚』ではなく『10枚』
富山駅の名人は、今までの長い経験の中で
特に繁忙期には、『14枚』まとめ買いではなく
『10枚』まとめ買いの方が、チケット取得の成功確率が高い
ことを、体感していたんだそうです。
たまたま行列の前後になって、その日初めて知り合った人たちが
『10枚』づつの、まとめ買いに賭ける。
練習を積んだスペシャルチームの窓口担当7名が
それぞれ、10枚の注文を10時ジャストにいれるわけですね。
駅員さんと、お客さんがチームになって
買えても、買えなくても、恨みっこなしの『運命共同体』。
なんか、ドラマですよねぇ~~♪
(こういうアツい話、私、大好きです(笑))
しかも、いかにも日本的。
どこぞの外国だったら、みんなで相談の段階で
『10枚じゃなくて、そこは14枚だろうがよ~!』 とキレる人がいたり
切符が取れなかった1割の人が、暴徒化して窓口に押し寄せそう(笑)
JR富山駅の係長さんは、TVで
「この仕事をやっていて、よかった」と、うれしそうでした。
JRは、東京のSUICA事件で、いろいろ大変だったけど
今回の頑張りは、イメージ・アップにつながりましたよね♪
日本人の創意工夫と連帯感と、人を信じる心にふれた
とっても素敵なお話でした(^o^ )
コメントありがとうございます!
この記事へのコメントはありません。