子供と歩く大阪散歩ノート

 
さて、【後編】は、「船大好きっ子」の管理人が、個人的に印象に残った部分を、いくつかご紹介します。

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係留するロープまで、しっかりブルーでした。

冒頭の写真は、天保山岸壁に『クァンタム・オブ・ザ・シーズ』が係留されている様子を、船尾側から撮ったものです。

赤いビットにかかっている、ホーサー(係留用の綱・ロープ)の先端、青い輪っかの部分の綱の太さは、直径10センチ位はありました。

写真では伝わりにくいんですが、私の腕(女性の一般的な太さの腕)より太い綱でして、これが、16万8千トンの船を係留する、ホーサーなんですね~

それにしても、ブルーのホーサーって、珍しいですよね。普通、白とか黄色とかなんですけど、船の色に合わせて、トータルコーディネートされてるんですね~。オシャレです♪

ちなみに下の写真は、同じ場所で撮った写真ですが、2012年の『クイーン・メリー2』のホーサーは、白でした。こちらはこちらで、気品にあふれています。

確かこの2012年の時も、お天気が悪くて、雨風や波で水面が常に揺れていましたが、さすがの安定感で接岸していました。

船首と船尾で、それぞれ係留するのですが、船首部分が接岸する場所は、立ち入り禁止地域になっていて、すぐ近くで見ることができるのは、船尾部分のみです。

上の写真は、立ち入り禁止柵の金網の目から、カメラのレンズ部分を無理やり出して撮影しました(強引★笑)

ちなみに、同じ船でも、大阪港と室蘭港では、係留の仕方が違っていて面白いです。


【My Diary -ひ・と・り・ご・と-】を運営しておられる北海道のブロガー、スティーヴィー・よんだーさんが、室蘭港で撮影された写真を拝見したのですが、「この船のホーサーって、ここまで長く伸びるんだ!」ってビックリしました。

室蘭港に停泊している『クァンタム・オブ・ザ・シーズ』の美しい写真が、沢山ありますので、ぜひ、こちらの記事もご覧くださいね。

クァンタム・オブ・ザ・シーズ 初入港 ^^

天保山岸壁は、狭くてスペースがない上に、水深も10メートル位しかないので、きっとギリギリ頑張って入港してきてくれたに違いないです。

(イメージ的には、テレビでたまに出てくる、ガレージに車を入れたらドアから出られない級に切迫したギリギリ感(笑))

『クァンタム・オブ・ザ・シーズ』のデータについて

さて、ここで改めて、船のデータのご紹介です。

【Quantum of the Seas クァンタム・オブ・ザ・シーズ】

総トン数 :168,666トン
乗客定員 :4,180人
乗組員数 :1,500人

全長 :348m
全幅 :41m
喫水 :8.5m

巡航速度 :22.0ノット
就航年 :2014年11月

(データ引用:ロイヤル・カリビアン公式ページ『Quantum of the Seas・シップガイド』

ロゴの下に、『NASSAU(ナッソー)』と書いてあるように、バハマ船籍の船で、現在は上海を母港として、アジア・クルーズをメインとして就航しています。

6月28日は大阪に寄港しましたが、翌29日は、四国の高知に寄港予定で、今頃は、上海への帰路についている頃だと思います。

せっかくなので、至近距離から船を観察してみました。

入港してしばらくは、乗船客さん達が、ぞろぞろと出てきて、観光バスに乗り込み、次々に出かけて行きました。

4000人近い人たちの大移動で、大阪にこんなに沢山観光バスがあったんだ!と感心する位、次々とバスが出て行きました。

救命ボートが、観光バスよりも大きくて、ビックリですね!

両サイドに8個づつ付いているので、 1隻あたり、350人は絶対に乗れる計算でないとダメですよね。

いや、おそらく、もっと沢山の人が乗れるかもしれません。有事の際は、右舷か左舷、どちらか片側のボートしか使えない場合も、多々あるはずなので。

救命艇以外にも、着水したらプッカ~と膨らむ、いかだタイプの白い救命ボートや、小型モーター・ボートもあります。

もし救命艇がついてなかったら、完全にビルにしか見えないですよね。

気になったのは、ベランダに洗濯物を干していて、生活感丸出しのお部屋が、あったことwww

港に入港の時だけは、洗濯物をベランダに干すのを禁止したほうが、美観的に良いような気がしました(爆★)

 
船の上から見ると、『WELCOME TO OSAKA』と見えるように、地面に大きく書いてあります。(これ、前に来た時はなかったような・・・)

手前に積んである荷物は、お客さんが港にいなくなるやいなや、忙しそうに、フォークリフトによる搬入作業が始まりました。

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルのロゴも、オシャレですね♪というか、文字もデカい・・・

そうこうしている内に、名残惜しいのですが、帰宅しないといけない時間になりました。

去り難くて振り返ると、なぜか、船の屋上に、臨戦態勢の熊がいました(汗)。隣の茶色い壁は、ボルダリングの壁のようなので、キッズ・スペースや、レクリエーション広場があるようですね。

次は、2016年12月11日(日)に、再度この天保山岸壁に寄港してくれます。次回は日曜なので、子供と一緒に見たいなぁ~♪

今回、観覧車に乗って、上から船を撮影したかったんですが、一人なので勇気が出ず、乗り場をウロウロしただけで断念しました。

ここ数年でやっと、「おひとりさまラーメン屋」デビューしたところなので、「おひとりさま観覧車」は、私にはレベルが高すぎました(笑)

実はマイナーな話ですが、天保山には、関西国際空港(関空)への空港リムジンバス発着場があります(伊丹空港へのバスはありません)。

観覧車の下に乗り場があって、関空とのアクセスがとても便利なだけでなく、USJにも近いので、関空経由で来られる方は、宿泊先を天保山にする、という選択肢は、けっこうオススメです。

我が町・上本町の空港バス発着場は、いつも長蛇の列でお客さんが常にひしめいているんですが、この日、天保山のリムジン・バス発着場には、4~5人しかバスに乗り込まなかったので、ちょっと穴場かも、ということで、ご紹介してみました♪

【関連記事】
USJも海遊館もアクセス便利なホテル【ホテルシーガル てんぽーざん・大阪】
天保山からUSJのアクセスについての記事は、近日アップ予定
 

2016年後半の、大阪港・天保山客船入港予定について

案内板によると、直近では、7月4日に『スカイシー・ゴールデン・エラ(天海新世紀)』という客船が、寄港するようです。

聞きなれない名前の船だなぁ~と思って調べたら、旧『セレブリティ・センチュリー』という名の船で、引退後、2015年から上海を拠点にアジア各地を回り始めている船みたいですね。

注目は、『スカイシー・ゴールデン・エラ』の次にやってくる、『にっぽん丸』です!

7月17日(日)の朝7:30に入港予定になっています。出港が同日の18:00なので、子連れでも出港の様子が見れるかもしれませんよ!

客船出港の時間は、子連れには難しい時間帯が多いので、ちょっと嬉しいですね♪

 
以下、ご参考までに、2016年7月~12月に、天保山に寄港する客船のリストの抜粋です。

(資料引用(PDFファイル):
2016年(平成28年) 大阪港客船入港予定表 【天保山岸壁】・6月9日改定版)

今回の『クァンタム・オブ・ザ・シーズ』は、 2016年12月11日(日)に、再度、天保山岸壁に寄港してくれます。

次回の訪問は日曜日なので、家族連れが沢山見学に来て、賑やかになりそうですね~

(2016.07.03追記:改訂版の予定表から、12月11日の寄港予定が削除されていました。)
 
あと、2016年後半にやってくる、10万トン越えの大型船は、9月23日(金)と、10月11日(火)の『ダイヤモンド・プリンセス』

それから、天保山初寄港の2隻の船も注目で、『ゴールデン・プリンセス』は10月20日(木)に、そして『コスタ・アトランチカ』は11月11日(金)やってきます。

私も、平日は会社を休まないと船を見に行けないのですが、いろいろ厳選して予定を組み、 できるだけ大阪港に足を運べるように頑張りたいと思います。

以上、『クアンタム・オブ・ザ・シーズ』見学レビューでした♪

【クァンタム・オブ・ザ・シーズ:関連記事】
天保山に『クアンタム・オブ・ザ・シーズ』がやってきました!【前編】
本日、船の動画アリ♪★天保山に『クアンタム・オブ・ザ・シーズ』がやってきました!【中編】
天保山に『クアンタム・オブ・ザ・シーズ』がやってきました!【後編】&2016年後半の天保山・客船寄港予定

【天保山:関連記事】
『ホテル・シーガル てんぽーざん・大阪』周辺情報【日本一・低い山じゃなくなった「天保山」】

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  1. 私の拙いブログのリンクを貼ってくださったり、
    紹介してくださりありがとうございます。

    私のブログの読者さまから質問があって調べた事があるので
    ご報告させていただきますね。

    クァンタム・オブ・ザ・シーズの海面高さは62.9mなのですが、
    煙突を倒すことが出来るそうで、たたむと58.2mになるそうです。
    室蘭港で客船というと通常は旧フェリーターミナルがあった中央埠頭に接岸するのですが、
    このクァンタム・オブ・ザ・シーズやダイヤモンド・プリンセス級の船は高さがあるため白鳥大橋の下を通る事が出来ないので、手前の崎守埠頭(主に工業船が停泊する埠頭)に接岸します。白鳥大橋の航路限界は海面から54.45mなのです。

    ちなみに、この崎守埠頭は2004年公開のアニメ映画「名探偵コナン銀翼の奇術師」の舞舞台にもなっており、「この埠頭に旅客機を緊急着陸させる」内容になっているのです。
    何とか埠頭に着地して、クレーンにぶつかって何とか旅客機が停止するのですが、そのクレーンこそ、私が撮影したクァンタム・オブ・ザ・シーズの船尾付近に写っている赤いクレーンなのです。 機会がありましたら、このアニメご覧になってください。

    長くなってしまいましたが、補足として記させて頂きました^^

    • スティーヴィー・よんだー様、こんにちは(^o^)

      煙突を倒すことができるんですか!
      それは知りませんでした。

      貴重な情報をありがとうございます。

      「崎守埠頭」というのは、工業船用の埠頭だったのですね。

      拝見した記事内のお写真で
      船の左側に、工場やクレーンが写っている場面があり

      「室蘭の工業地帯と、目と鼻の先なのかなぁ」
      と思っていたのですが、これで納得です。

      工業地帯・クレーン・橋と、船のコラボは
      昼の光景はもちろんのことですが、
      特に夜景など、とても美しいものになりそうですね♪

      やはり、人生で一度は行ってみたい場所ですね(*>o<*)

      ちなみに、大阪湾に客船が入港する時は
      通称「大関門」という名の、名前はカッコいいけど
      その実、単なる防波堤と防波堤の切れ目(笑)から入ってきます。

      あまり華がない反面、高さは気にしなくてもよいので
      現在、オアシス級・22万トンクラスの船が接岸できるよう
      順次、改装&延伸中です。

      横浜もそうですが、橋を作った当時は
      まさか60メートルを超える高さの船が将来やって来るとは
      誰も思わないですものね・・・

      「名探偵コナン銀翼の奇術師」について・・・

      コナンの劇場版は、子供が生まれた後のものしか
      見たことがありませんでした。

      旅客機が着陸できてしまうほど、大きな埠頭なのですね。

      もうすぐ夏休みなので
      子供と一緒に見るアニメのリストに入れておきますね!

      で、アニメを見た後に、「これが実際のクレーンだよ!」と
      よんだーさんのの写真を、子供に見せたいと思います♪

      おかげさまで、いろいろと勉強になります。
      ありがとうございました(^o^)

      P.S.最新の天保山入港予定をチェックしたら、クァンタムOTSの
      12月11日の寄港予定が、削除されていました。
      大阪には来ないみたいで、夜景が見たかったのに残念です・・・

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