【大阪城の桃の花・２０２３】大阪城公園『桃園』に行ってきました。

大阪城公園に咲く花は梅や桜が有名ですが、実は桃園も名所の一つになっています。

今年は一人で訪れたので、気兼ねなくゆっくり桃園にも立ち寄れましたのでご紹介します。

大阪城公園・桃園について

場所は、大阪城公園の北の端、下の大阪城さくらマップ・中央上の方に青丸で示してあるところです。

丁度、去年ご紹介した『新鴫野橋』のすぐそばになります。

この『桃園』のあるエリアは、桃だけでなく桜も楽しめるので、なんか得した気持ちになります♪

２０２３年３月２９日の桃園の様子

公式サイトによると、この桃園には１３種類１６５本の桃の木が植えられているそうです。

私が訪れたのが３月２９日だったので、もしかしたらお花の時期的にちょっと早かったかもしれません。

早咲き・中咲き・遅咲きとバランスよく木が配置されているので、リレー形式でお花が咲いてくれて長く楽しめるようになっています。

下の写真、この木の前だけ人が途切れることがなく、ちゃんとした写真が撮れなくて分かりづらいかもですが…。

一つの木に白い花と赤い花が両方咲いていました。

木の品種が書いてなかったので家に帰って調べたんですが、品種名は不明ですが、こういう一つの木に赤い花と白い花が両方咲くのを『源平咲き』というそうなんです。

その昔、源平合戦の時代に、源氏の旗が白で平氏の旗が赤だったことにちなんでいるんだとか。

桃の花というのは、白やピンク、赤の色々なお花が咲いて、お花もボリューミーで、とってもゴージャスです。

同じ時期に同じ色のお花が一斉に咲く『ソメイヨシノ』もゴージャスで素敵ですが、桃にはそれとはまた違った魅力があります。

『桃源郷』とはよく言ったもので、規模の大きな桃園などではさぞかし色とりどりで美しいのだろうな～と思います。

（大阪城の桃園ももちろんきれいですが、規模が小さいのですよ。）

…という感じで、以上、今日は桃園のお話でした。

大阪で梅や桜の名所は沢山ありますが、桃がこれだけまとまって咲いていて『桃園』と名乗ってるのはこの大阪城公園だけです。

『桃谷』や、『桃ヶ池』など、かつて桃の名所だった名残りを残す地名はありますが、今は桃の名所ではありません。

小ぢんまりとした桃園ではありますが、前述したとおり、桜とはまた違った美しさが楽しめます。

お花の時期は、３月中旬から４月下旬までと、丁度桜とかぶるので、桜を見に大阪城に来られた際はぜひ桃園まで足を延ばしてみて下さい♪