こどもと歩く大阪散歩ノート

『大阪プール』は、その隣の『大阪市中央体育館』とともに、『八幡屋公園』という、大阪市営の総合公園の中にあります。

1997年の『なみはや国体』に合わせて作られた、大阪市立の施設です。

このエリアは、私が子供の時は、『大阪国際見本市会場』という施設で
小さな時、見本市に来た記憶がうっすらある程度の場所。

生まれこのかた、ずっと大阪市民でありながら、ここの公園とプールを訪れたのは
長年生きてきて、今回が初めてです。

一緒に来ていた私の父も、「ここには昔、市電が走っていてな~。懐かしい・・・」と
いつの時代のか分からない話(たぶん昭和30年代かと)をしていました(笑)

スポンサーリンク

大阪市中央体育館と大阪プールを訪問して思ったこと

地下鉄中央線の朝潮橋駅で降りたら、大阪プールの方はスロープをわたって
わずか1分ほどで到着する、便利な場所にありました。

ほとんど人がいない、立派なスロープ

一応、スポーツ・イベントの日なんですけど、人が閑散・・・
暑いからでしょうか。

で、このプールと体育館。

外観を見ると、大変凝った造りで、総工費を調べると資料がないので正確には分からないのですが、相当お金がかかったと思われます。

そして、これだけの大きな箱もので、なおかつ規格外のデザインになると
維持費や修繕費も莫大なものになるのではないかと、素人の私でも容易に想像がついてしまう、立派な施設でした。

あと、スポーツイベントがない時にも、収益が入ってくる仕組みを作らないと、これだけの大きな施設を維持していくのは難しいんでしょうけど。

運営が『大阪市』なので、難しいですね(失礼ながら、キッパリ即答)

民営化するなり、いろいろ工夫が必要かと思いました。

で、大阪市の公共のスポーツ施設があるのは、ありがたいことだし、立派な建物は市民として誇らしいのですが、問題は、大阪府のスポーツ施設と完全にダブってて、うまく活用できていないことなんですよね。

体育館に至っては、大阪府立体育館の方が便利で有名だし、イベントも多いし、プールは府のなみはやドーム・プールの方が立派。

しかも、この2つのプールは、ほぼ同じ時に完成してるんです。

橋下市長の掲げた『二重行政の解消』って、こういうことですよね。

府と市で相談して、立派なプールを一つ作ることもできたかもしれないのに、もったいなぁ~って思います。

府と市で2つプールがあってもいいじゃん、って思うかもしれませんが、大阪市内の区ごとにも、ちゃんと区民プールがあるので、大阪市内にいくつプールあるねん、という感じなんです(笑)

ネット上には、大阪府営の体育館とプール、大阪市営の体育館とプールの経営比較の資料が公開されています。

少し前の大阪都構想の時に話題になった『二重行政』に関連して
府営と市営のスポーツ施設が『類似・重複している行政サービス』の一つとして挙げられた際に作られた資料のようです。

(参考資料・写真引用:大阪市立スポーツ施設の事業分析について(大阪市中央体育館・大阪市立大阪プール

ちょっと読んでみたんですが、ものすごい回りくどい資料です。

きっと、最後まで読めないように、意図的に回りくどい資料にしているんだと思います(笑)

平成24年の古い資料なので、細かい金額や割合などは割愛しますが
保守点検費用や、光熱費などの『維持費』に、総経費の80%近いお金がかかっています。

プールやスポーツ・イベントの使用料だけの収入では賄えないのか、税金もかなり投入されている模様。

建設から20年近く経て、改修や設備の取り換えが必要な時期に差し掛かかったものの、財源の確保にも苦労しているようです。

施設の管理は、公務員さんをトップに、業務委託や、再委託の職員さんたちが、担当してくださってるみたいですが、一括で民間に委託した方が、スッキリしそうな気もしないでもないです。

大阪プールと大阪市立体育館以外にも、大阪湾岸地区の舞洲には
2008年の『大阪オリンピック誘致』に合わせて、無駄なスポーツ施設が大量に建設されました。

結局オリンピックは開かれなかった上に、交通手段も、バスか車しかないので
舞洲は訪れる人も少なく、寂しい状況になっています。

(西九条から、市バスに乗り換えて、更に35分もかかる孤島に
誰がわざわざ遊びにいくねん、という話www)

『スポーツの国際大会のために、立派すぎる施設を作る』ことが、問題なのか
『せっかくできた巨大な施設を、うまく活用できない』ことが、問題なのか

なかなか一つの答えを出しづらい、難しい問題ですね。

今話題になっている、東京オリンピックのメイン会場『新国立競技場』には
オリンピックが終わった後に、こんな末路をたどってほしくないですね。

会場建設の関係者の方は、ぜひ、大阪の無駄な施設群を見て
将来の参考にしていただきたいものです。

誰も20年後の責任なんか取るつもりないし
お金使いたくてしょうがない人ばっかりだから、無理だろうけど(笑)

規模は、『新国立競技場』に及ばない位小さいですが
【立派なスポーツ施設を持て余している未来の姿】が、ここ大阪にありました。

ということで、お後がよろしいようで・・・

次回は、『大阪市立体育館』のお話に続きます(記事はコチラ)。

最後まで読んで下さりありがとうございます。 この記事が何かのお役に立てたら幸いです!
 blogramによるブログ分析 にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
スポンサーリンク

関連記事&広告

コメントありがとうございます!

コメント

この記事へのコメントはありません。