子供と歩く大阪散歩ノート

昨日、5月15日(日)に、『近畿大学(以下、近大)・東大阪キャンパス』で開催された、【近大・科学祭2016 ~体験!!科学のふしぎ~】に行ってきました。

子供たちが『科学』を身近に感じることができる機会を提供してくださる、今年で9回目になるイベントです。

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『近畿大学』、そして『科学祭』とは?

『近大』といえば、入学式を「つんくさん」がプロデュースされてたり、卒業式で「ホリエモン」(堀江貴文さん)がメッセージを述べたり、『近大マグロ』なども有名なので、関西以外の方もご存じの大学かもしれません。

私的には、「理系の学部が充実している」とか「水泳でオリンピック選手を多く輩出している」というイメージがあり、東大阪市のローカルな総合大学なのですが、 近年、受験者数が全国ナンバーワンだったり、色々と話題の多い大学です。

この【近大・科学祭】は、元々、近大の理工学部の学生研究会が、ボランティアで地元小学校を訪問して行っていた『出前授業』が始まりなんだそうです。

以前は、6つの学生研究会が、それぞれ個別に出張授業を行っていたものの、それでは1回の授業に付き一つの分野にしか触れられない、ということで、様々な分野の科学を一堂に集めて企画されたイベントが、この【近大・科学祭】。

そしてこのイベント、驚くことに『参加費無料』。当日はもちろん、事前準備にもかなり時間がかかっているでしょうに、貴重な学生生活の時間を、子供たちのために割いて下さるそのお気持ちは、本当にありがたいものです。

私の卒業した大学は、同窓会費や寄付金の振込用紙は、会報と一緒に送ってくるけど、近隣の子供達のためのイベントのお知らせとか、一回も送ってきたことないですね(苦笑)

科学分野の研究者の減少が憂慮されている今、こういったイベントは、大きな社会貢献であると同時に、『未来への投資』だと、私は思いました。

身近な材料を使って、自分で手を動かしながら『科学』を体験できる機会は、子供たちにとっては大変貴重なもので、このイベントに参加したことで興味を持って、将来、理系分野への進学を希望するお子さんもいるかもしれません。

我が家のチビも、自分から机に座ることがほとんどない子なので、ちょっとでも『大学』という雰囲気を肌で感じて、実習を体験することで科学に興味を持ってくれたら、と思って訪れたのですが・・・

・・・。

・・・、って。

一番最初に並んだブースが、『ドライビング・ゲーム』!!結局ゲームするんかよっ!!!みたいな(爆★)

 

今回、参加させていただいたブースについて

上の写真は、正式には、『ドライビング・シュミレーターに乗ってみよう』という、自動車研究会さんのブースです。

詳しい説明書きとかがなかったんですが、もしかしたら、鈴鹿のコースをバーチャルで走らせてもらえるという趣旨だったかもしれません(勘違いだったらスミマセン!)

この日、各ブースに行列ができていたので、私が行列に並びつつ、子供に興味のあるブースを自由に見学させていました。

なので、今回写真でご紹介できるのは、上の自動車研究会さんのブースと、化学研究会さんの『スーパーボール・スライム作り』というブース、 エネルギー研究会さんの『手回し発電機を作ろう』というブースです。

まず、 『スーパーボール・スライム作り』のブースでは、スライム作りをさせていただきました。

洗濯ノリでできていると分かっていても、出来上がったスライムを手に乗せると、子供達が、おっかなびっくりなのが、ほほえましかったです。

横を見たら、女の子さん2人で、スーパーボールを作っていました。

手回し発電機は、一方に回すとLEDが灯り、反対方向に回すと音が鳴る、という、けっこう本格的なもの。

どうして回す方向の違いで、光ったり音が鳴ったりするのか、文系脳のオカンには理解不能です(笑)

工作がけっこう大変だったみたいですが、お兄さんがとても優しく、一生懸命手伝ってくれて、不器用なチビでも、何とか完成させることができたようです。

他のブースは、エレクトロニクス研究会さんの『ホログラフィ 光射的』、電子計算機研究会さんの『レッツ!Scratch』、ロボット研究会さんの『ロボットの面白さを知ろう』の3つ。

あとは、屋外に『原子力発電所の模型』がありましたが、これについては後日、別記事でご紹介します。

ステージ・ショーでは、各研究会さんの発表会が交代で行われていて、私が行列に並んで順番待ちをしている間、チビはいくつか見に行ったそうです。

中でも、TDRの『魅惑のチキルーム』を彷彿とさせるタイトル、『魔法のメスシリンダー』 という発表会が、チビ的に面白かったそうです♪

最後に、うちのチビの感想と、私の感想

チビは、実験で作ったものをいただけると思っていなかったので、大喜びで、スライムも、手作り発電機も、家に帰ってから、自分の机に、大切そうに並べていました♪

チビは引っ込み思案で人見知りなのですが、お兄さんやお姉さんが優しく話しかけてくれて、手作り中に困ったことがあっても何も言えずにいたのを、ちゃんと察して手を貸してくれたのが嬉しかったようです。

あと、『大学』の大きさにもビックリしたそうです。だって、学校と言えば小学校しか見たことがないので、初めて見た大学のキャンパスには、驚くばかりでした。

キャンパス体験と、実験体験を、同時にさせていただけて、思うところがあったのか、「頑張って勉強して大学生になろう!」と思ったそうです(笑)

私の感想は、本当にただただ、ありがたいの一言。特に、いろんな分野のものが、一つの会場にコンパクトにまとまっている、というアイデアは、ちょっとした『見本市』っぽくて、素晴らしいですね。

子供達は、自分の興味のあるブースを自由に選べるし、たまたま入ったブースにも、新しい出会いと発見があるかもしれないし、私のイメージ的には、子供たちが宝物と出会える『おもちゃ箱』とか『玉手箱』的なイベントでした♪

手間暇のかかった、心のこもった手作りイベントに参加させていただけて、本当に良かった♪近大の学生さんたち、ありがとうございました★

最後、次回、このイベントに参加する方へのアドバイスですが、もし行かれるなら、午前中のなるべく早い時間帯に行った方がいいかもしれないですね。

もしくは、敢えてみんながお昼ご飯に行くタイミングに行って並ぶ、とか、 とにかく、混雑のタイミングを避けることが、なるべく多くのブースを回るコツかと思います。

時間とともに、入口の受付(記帳)ブースから、既に並ばないといけない位、人が増えてくるので、早め早めの行動が吉ですよ♪

●oo○ooo●  最後まで読んで下さりありがとうございます。  ●ooo○oo●
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