子供と歩く大阪散歩ノート

さて、昨日に引き続き、久宝寺公園『シャクヤク園』の芍薬のご紹介です(昨日の記事はコチラ)。

まずは、一番印象に残った、黄色い芍薬『オリエンタル・ゴールド』。とにかく花が大きくて、存在感抜群!花の直径は、目測ですが、15~20センチ位はあったかなぁ~。

牡丹みたいだな~と思って、帰ってきて調べたら、シャクヤク『花香殿』と、ボタン『金晃』の交配種(一代交配種・F1)でした。

最近では、こういう交配種のことを、『ハイブリット・シャクヤク』というそうです。 勉強になりました。

ということで以下、今回、特に印象に残った『シャクヤク』の写真をいくつかアップして、大トリに、ちょっと珍しい山芍薬をご紹介して、締めたいと思います♪

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今年印象に残ったお花たち

夕映え(ゆうばえ)

氷点(ひょうてん)

絵姿(えすがた)

ラズベリー・サンダー

昨日の記事のトップ写真にも持ってきましたが、個人的に、今回一番、気に入ったお花です♪

名前が変わっているので(「ラズベリー」なのに薄ピンク色だし、しかも、こんなに淡い感じなのに「サンダー」ってどういう意味でつけられたのか?)、調べたんですが、由来は分からずじまいでした。

ベニバナ ヤマシャクヤク

小ぶりのピンクのお花が愛らしい『ベニバナ ヤマシャクヤク』

「山野草」のヤマシャクヤクなのですが、実は分類上『ボタン科ボタン属』で、シャクヤクに似ているから『ヤマシャクヤク』と命名されたそうなんです。

ほとんどのシャクヤクが満開を迎える今、ちょうどこれから咲き始めるようでした。

めしべの先が、クルッと湾曲しているのが特徴なんだそうですが、シンプルでコンパクトな佇まいでいて、力強い凛とした感じがしました。

家に帰ってきてから調べたら、環境省のレッドリストの『絶滅危惧Ⅱ類(VU)』に指定されていて、絶滅危惧種と分かりビックリ。

平均減少率は32%で、100年後の絶滅確率は41%だそうで、減少の主要因は『園芸用の採取』。これは残念な傾向ですね。

環境省絶滅危惧種検索:平成24年~平成25年に公開された第4次レッドリストから引用)

ということで、駆け足でざっとご紹介しましたが、久宝寺公園のシャクヤク園は、実は、スペース的にはあまり広くありません。

先日も、全然知らない人に「あのぉ~、シャクヤク園はここだけですか?」と聞かれたので、想像していたより狭い、と感じる方も多いようです。

でも、限られた時間で、いろんな品種をできるだけ沢山見るには丁度良い広さで、お年寄りや小さなお子さん、年配の方や、私のような日ごろ運動不足の人には、ちょうどよい広さのように思います♪

入場無料なのも、ポイント高いです。今年見逃した方は、ぜひまたの機会に訪れてみてくださいね(^o^)

前回の記事はコチラ⇒熊本の名花『肥後芍薬』が満開の、久宝寺緑地『シャクヤク園』に行ってきました。

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