子供と歩く大阪散歩ノート

今日たまたま、超久しぶりに南海線に乗りました。南海線というのは、大阪・なんばと、大阪南部・関空や和歌山を結ぶ私鉄です。

私は、こちらの方面には特に用事もないので、滅多に乗らないのですが、今日久しぶりに乗ったら、『特急ラピート』や『特急こうや』が、どの車両も満員で、しかも一両あたり半分は外国人でした(時間も関係あったかも)。

関空や、高野山に行く観光客さんでしょうか。大阪なんて、特に見るものないんですが、興味を持って訪れていただいて、ありがたいですね(^o^)

チビが小さかった時の宝物。今では見向きもしなくなって寂しいです・・・

チビが『特急ラピート』の大ファンで、小さい時は、ラピートを見に、南海のホームに行った懐かしい記憶があるんですが、その時は、特急はガラガラだったイメージが・・・

数年(7年前後位)で、こんなに変わるんですね~。驚きました。

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「外国人のお客様が多くご不便を・・・」という車内放送について思うこと

一昨日の10月10日、大阪・難波駅で、ちょっとした事件が起こり報道されました。

事件をご存じない方のために抜粋(Yahooニュースより引用

南海電鉄の40歳代の車掌が10日、難波駅(大阪市)から関西空港駅に向かう急行で「多数の外国人が乗車しており、日本人のお客様にご不便をおかけしております」との車内アナウンスをしていたことがわかり、南海は同日、「乗客を区別するのは不適切」として車掌を口頭注意した。

南海によると、放送をしたのは10日午前11時半頃、天下茶屋駅(大阪市)を発車した直後。車掌は「男性客が『外国人が多くて邪魔』と叫んでいたので、トラブルを避けるために放送した。差別する意図はなかった」と話しているという。

日本人の乗客から「社内ルールに定められた放送なのか」と問い合わせがあり、発覚した。

これ、どうでしょうね・・・
とっさの対応で、適切な言葉のセレクトが、間に合わなかったのかもしれませんね。

「差別」というより、日本人のお客さんも、外国からのお客さんも、どちらも立てようと頑張った、精一杯の対応だったんではないでしょうか。

「大きな荷物をお持ちのお客様・・・」だったら、こんな騒ぎにならなかったかもしれないです。

「荷物が邪魔になっていたお客様」が、どこの国の方かは、だいたい想像がつきますが、マナーが酷い人は、本当に酷いです。

「遠足の小さなお客様」や「修学旅行の元気なお客様」で、交通機関が混雑して賑わうこともあるけど、それとは違った、温かく見守るのが難しい、カオスな観光客の団体さんもおられます。

お客様と直接対面するお仕事現場では、日々色々な事が起こって、都度、その場での対応が求められるものですが・・・

今回ばかりは、せっかくの配慮だったのに、自国のお客様と外国のお客様の板挟みになって本当にお気の毒でした。

そもそも、海外旅行をしていて、日本人がありがたくない待遇を受けることは、山ほどありますよね~。

だからって、何してもいいという訳じゃないんですが、日本人はちょっと、内々の人間の一挙手一投足に、あまりにも神経質になりすぎかな~と思いました。

そもそも、最初に大声を出した日本人や、車掌のアナウンスが「社内ルールに定められた放送なのか」か、いちいち問い合わせた細かいオバちゃんも、なんだかなぁ~と思います。

『市場ずし・難波店』のワサビ事件は、限りなくクロに近いと思われても仕方ないですが、車内放送の言葉のセレクトミスは、微妙ですよね。

南海の車掌さんの件は、善意と責任感から起こったことだと好意的に解釈して、人それぞれ、いろんな意見はあることは承知していますが、堪忍してあげてほしいな~と、個人的に思いました。

アナウンスの良し悪しにダメ出しするよりも、JRみたいに、関空快速と和歌山行快速を連結させて、地元民と観光客が乗る車両を振り分けてみたり、列車そのものに工夫をしてはどうかな~?

でも、JRの関空快速は、途中で連結が切り離されて、関空に行きたかったのに、間違って和歌山行の車両に乗っちゃう外国人観光客が続出で、あれはあれで、トラブルになってるんですよね。

なかなか、「八方良し」を実現するのは、難しいですよね~。

外国の人が一杯乗ってたけど、車両内を撮った写真が全部ピンボケ(汗)

話はそれますが、『特急こうや』が超満員でした。半分は外国からのお客様(しかも欧米の方多し)、もう半分は日本人の年配の人たち。

日本人は多分、大河ドラマ『真田丸』で、今丁度『九度山』が舞台になってるので、九度山と高野山に行く人たちかもしれません。

ちなみに、難波から九度山までは、『特急こうや』で90分。現代でも、大阪中心部からかなり離れた場所という印象ですが、戦国時代には、今よりもっと大坂から遠い所に感じられていたかもしれません。

これからの紅葉の季節、高野山に訪れるのには最高の時期になります。もちろん春の高野山も素敵ですが、秋も風情があって素敵です。

大阪に住んでいても、高野山は日帰りで行くには遠く、なかなか訪れる機会のない場所なので、 遠方の方なら尚更、一生に何度かしか訪れることのできない場所だと思います。

昨年2015年には開創1200年を迎えた、貴重な世界遺産でもあるので、関西に来られる予定のある方は、ぜひ、思い切って高野山にも足を延ばしてみてくださいね(^o^)

大阪市営地下鉄から南海線まで、乗り換えでラクをする秘訣を伝授♪

大阪のオカンのこんな私的な意見を、最後まで読んでくださった方に、大阪市営地下鉄から南海線に乗り換えるのに、始発・難波から乗る以外の、いつもすいててラクちんな、もう一つの選択肢を、ご紹介します。

(大阪市営地下鉄ユーザーの方は、ご存じの情報かもしれませんので、読み飛ばしてくださいませ。)

通常、南海線に乗るには、地下鉄なんば駅(もしくは近鉄・大阪難波駅)から南海難波駅まで、てくてくと歩き、長いエスカレーターを登っていくのが鉄板ですが、正直ちょっと遠いし、人混み&雑踏で疲れます。

実は、地下鉄堺筋線の天下茶屋駅で南海線に乗り換えたら、ドアツードアならぬ、改札ツー改札で、超楽チンなのですが、意外に知らない人が多いんです。

とても分かりやすい写真があったので、お借りしました。 左が南海改札、右が地下鉄改札です。

参考画像:引用 えきログKANSAI様

他にも、両方の天下茶屋駅について、とても詳しく記事にしておられるので、ご興味のある方は、ぜひ上記リンク『えきログKANSAI』さんのページもご覧ください♪

天下茶屋駅は、南海高野線も南海本線も通っているし、特急停車駅なので、遠方に向かう場合も、難波同様に便利なんです。

乗り換える人も、朝夕のラッシュ時以外は少ないですし、地下鉄は、堺筋線天下茶屋駅が始発駅なので、必ず座れます。

南海線は、混雑時には、難波で席が埋まるので、一般の電車は座れないことを覚悟しないといけないんですが、指定席の特急に乗るのであれば、天下茶屋での乗り換えがオススメです。

多少歩いても、始発から座って南海電車に乗りたい方は難波から、座れなくてもいいから乗り換えを楽にスピーディにしたい方は天下茶屋から、みたいな感じでしょうか。

ちなみに今日の私は、堺東に行くだけだったので、
別に席に座れなくてもいいかな~と、天下茶屋から乗り換えました。

大阪から高野山や和歌山に旅行に行かれる方で、特に地下鉄の1日乗車券で街歩きをしていた方には、超便利なミニ情報ですので、ぜひ頭の隅に置いておいてくださいませ♪

●oo○ooo●  最後まで読んで下さりありがとうございます。  ●ooo○oo●
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