こどもと歩く大阪散歩ノート

さて、大阪城シリーズも3回目。

大阪城・大手門をくぐるとそこは『大手口桝形』と呼ばれるエリアになります。

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(写真はWikipediaより転載)

『桝形』というのは、案内板の言葉をそのままお借りすると『城の主要な出入り口に設けられた四角い区画』のことです。

この『四角い区画』は、城を守る戦略上とても重要な場所なのですが、説明しようとするととても長くなってしまいます。

今回は「ほぼ無人の大阪城を散策する」と言う趣旨なので、難しい解説は端折って進む順路毎に箇条書きにしてみましたw

 

(1)まず大手門(高麗門)をくぐる。

(2)目の前にバカでかい石が3つ並んでいて「ほぇ~!」となる。

(3)我に返って見渡すと、塀や石垣で囲まれた四角い空間『桝形』が広がっている。

(4)二番目の門『櫓門』は、大手門(高麗門)と直角に配置されている。

(5)『櫓門』から城内に入ると、更にバカでかい石があって腰を抜かす。

 

なんのこっちゃ!ですが、この順番でお話をすすめていきます。

「(1)まず大手門(高麗門)をくぐる。」は前回の記事で済ませたので、今日は門の中に入ったところからのスタートです。

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(2)目の前にバカでかい石が3つ並んでいて「ほぇ~!」となる。

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妙にデカい石は大手門をくぐる前から実は見えてるんですが、巨石が3つも「ドン!」と横並びになっているのに気づくのは門の中に入ってからです。

石を積んだ「石垣」というより、もはや単体の「石」の見本市です。

門の外からでも見える位置に巨石をわざわざ配置しているのは、城の威容を見せつけるためそうです。

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向かって左から『大手二番石』、大きさは幅8.0m・高さ5.3mで、大阪城内の石の大きさランキングで 5位。

中央は『大手目付石』、大きさは幅11.0m・高さ5.1mで、城内4位。

一番右は木に隠れてちょっと見づらいんですが『大手三番石』で、大きさは幅7.9m・高さ4.0mで、城内8位。

一番右の『大手三番石』は、私の自転車と一緒に写っている木と木の間にある石です。

写真が下手すぎて伝わりづらいですが、傘付き自転車を2台重ねた位の高さなのでかなり大きな石です。

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石垣の上の白くて横長の建物は『多聞櫓』の一部である『続櫓』。窓や穴の隙間は内側からの攻撃に使われます。

(3)我に返って見渡すと、高い塀や石垣で囲まれた四角い空間『桝形』が広がっていた。

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石に気を取られて大手門を入ったら石垣に直行してしまうんですが、ふと周りを見渡してみるとちょっとした空間が広がっています。

この空間が『桝形』と呼ばれます。

万が一『大手門』から敵が侵入しても、櫓の各方面から攻撃をしてこの四角い閉鎖空間内で仕留められる(又は撃退する)ように設けられたスペースだそうです。

巨石に対して直角に立っている黒い門は、第二の門『櫓門』。

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『櫓門』の上には、『多聞櫓』の一部である『渡櫓』。

先ほどの巨石の上の『続櫓』と『渡櫓』はL字型につながっていて、この2つの櫓を合わせて『多聞櫓』といいます。

鉄砲や槍などで攻撃するための小窓や穴のほか、敵を殲滅するための各種ギミック(?)が充実しています。

防御のための『門』と、防御&攻めのための『櫓』がW合体してますので、最強クラスの鉄壁の門になるんだそうです。

大阪城の他には、江戸城などの城門もこの形式だそうです。

なお、この櫓は江戸時代に作られたものが一度落雷で焼失し、建て直しされたものだそうです。

対人では最強でも、さすがに雷には勝てなかったのですね…(悲)

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(写真はWikipediaより転載)

(4)二番目の門『櫓門』は、大手門(高麗門)と直角に配置されている。

第一の門である『大手門』に対して直角に『櫓門』を配置することで、敵がまっすぐに進めないようになっています。

この第二の門から無事入れたとしても、何度も曲がりくねった道を進まないと城までたどり着けません。

たくさんの軍勢を一度に侵入させないように、そして万が一侵入しても勢いを増して直進できないような色々な工夫が見て取れました。

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(写真はWikipediaより一部トリミングして転載)

観光するには、回り道しまくりでなかなか本丸までたどり着けなくて疲れるんですがwww

…ということで、本日は巨石を見つつ桝形~櫓門(第二の門)を通過したお話でした。

次回、「(5)『櫓門』からさらに城内に入ると、更にバカでかい石があって腰を抜かす。」からスタートです。

●oo○ooo●  最後まで読んで下さりありがとうございます。  ●ooo○oo●
この記事が何かのお役に立てたら幸いです!

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コメントありがとうございます!

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  1. お城って凄いですね。
    やっぱり、いろんな場所での戦闘経験から来る堅牢な作りなんでしょうね♪
    デカい石…腰を抜かした石を楽しみにしていますw

    • たたとあさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      >いろんな場所での戦闘経験から来る堅牢な作りなんでしょうね♪

      戦国時代で色々試行錯誤して
      完成形が出来上がったのは
      平和になった江戸時代という…。
      (いいことなんですけどw)

      腰を抜かした、という表現は
      ちょっと自分でハードルを
      あげてしまったような気がしてきましたw

  2. こんにちは。。

    言われてみれば、お城をながめると、なんだか四角くなっているところがあるとは思っていたのですが、そういうのが桝形と呼ばれていて、城を守る重要な役割があるんですか^^
    バカでかい石は、なんだか城の威厳と、あとはインパクトのため・・・、のような(#^^#)
    そういうことのために、その当時のみなさんは、かなりご苦労されていたんでしょうか(;^ω^)
    さらに進むと、こんどは迷路のような・・・、うーん、考えられている。。城を攻め落とすためには、貴重に多くの戦力が削がれそうです。。

    たしかに、これだけのお城であれば、大将さんはナニかあったときには、籠城してやろうって気分にもなりそうですね^^

    • コスモさん、こんばんは。
      コメントありがとうございます。

      そちらだと江戸城(皇居?)が
      これと同じような造りになっているそうです。
      いつか皇居を見る機会があったらぜひ(^o^)

      >そういうことのために、その当時のみなさんは、かなりご苦労されていたんでしょうか(;^ω^)

      建設の担当は各大名に割り振られたのですが
      費用は各藩持ちだったので(汗)
      うまい具合にお金を使わされたみたいですね。

      >大将さんはナニかあったときには、籠城してやろうって気分にもなりそうですね^^

      そうなんですよね。
      城内は迷路みたいになってますし
      万が一攻め入られても
      大人数での総攻撃は難しいので…。
      だから堀を徳川に埋めさせなかったら
      歴史はどうなってたんだろう、と
      色々と脳内妄想が広がってしまいますw

  3. こんにちは。。コメありがとうございました(#^^#)

    百万単位の2割・・・、はい、かなり大きいですよ^^
    フシギなもので、たとえば家を建てているときに係わる出費で、業者さん等からいわれる金額は、たとえ額が大きくとも、そもそもの家の金額がデカイので、それほどストレス感じないのですが、平時になっておちついてその金額に触れるとオドロクことになるのですが、なんだかその感覚です。。
    個人的に思ったのは、外壁塗装オンリーであるなら、リフォームをトータルでみてくれる会社さんより、地元の塗装店さんにお願いしたほうが、工事費的にもメリットが大きいということです。。
    あとは結局今回は、見積もり比較サイトは利用せずに済んだのですが、もし利用していたら、どうなっていたのか・・・。。。。。

    実際にどのような施工等をしてくれるのかは、時期がきてからみることとなります(#^^#)
    後日、さらっとですが、ブログネタにする予定です♪

    • コスモさん、こんばんは♪

      >たとえ額が大きくとも、そもそもの家の金額がデカイので、それほどストレス感じないのですが、

      分かりますw
      なんか感覚が麻痺しちゃうというか…。

      見積もり比較サイトって
      なんか勇気いりますよね。
      沢山の業者さんから
      しつこい勧誘受けたらどうしよう…とかw

      やっぱ家関係は、地元の業者さんと
      繋がり作っておくほうが
      何かとよさそうですね。

      >後日、さらっとですが、ブログネタにする予定です♪

      楽しみにしています(^o^)