近隣の公園で木が切り倒される理由・大阪市の場合

５月に入って、いろいろお花が咲く季節になってきましたが…。

実はここ数年、公園や学校の木が切られることが多くなってきてちょっと気になっていました。

たまたまYOUTUBEで見たMBSのニュース動画で、ちゃんとした理由が分かったので、記事にまとめることにしました。

（記事内の写真は、近所の公園じゃなくてバラがきれいな『うつぼ公園』です♪）

近隣の公園の木が切り倒されてスッカスカに（汗）

うちの近隣ではここ数年、特に桜の木が伐採されることが増えてきました。

今年の春は、いつも咲いてるはずの場所に桜が咲いてなくて寂しい気持ちになりました。

近年温暖化のため、桜が病害虫の影響で枯死する被害が増えてるそうで、病害虫にやられてしまったのかなぁと思っていました。

数本単位で切り倒されていくので公園内がスカスカで丸見えになってしまって、見る人によっては「犯罪防止のためでは？」という人もいました。

近所の人たちで不思議がっていたのですが、たまたま先日YOUTUBEで大阪の木についてのニュース投稿を見つけて理由がわかりました。

大阪市内で木がバッサバッサ切り倒されている理由

MBSのニュースによると、数年前２０１８年の台風２１号の台風で数多くの倒木被害があったために、市が計画伐採を進めているそうなんです。

確かにあの時、公園の木や道路の街路樹など根元から倒れたりしてました。

公園というのは子供や高齢者が利用する場所なので、安全安心のため強風で倒れる可能性がある樹木の伐採を決めたようで…。

ニュースでは「再来年の春までに伐採を進める予定」と言っていたので、２０２３年の春までこういう状況が続くみたいです。

ちなみに大阪市内では、約７０００本の伐採や植え替えが計画されているそうです。

特に『ヒマヤラスギ』という種の樹木は、根の張りが浅い性質があるそうで、かなり重点的に伐採されてます。

今日載せてる写真は２年前の写真なんですが、ヒマラヤ杉ががたくさん写っているものをあえて選びました。

今年はまだ行けてないのですが、もしかして切り倒されちゃってたら悲しいな…。

まとめ：個人的な思い

都市の公園管理や道路の樹木管理はかなり大変なお仕事だと思うので、市の担当職員さんたちには感謝しています。

ただ、市のホームページでちゃんと今回の計画伐採について広報されていますが、誰も知らないし…。

ただでさえ木が少なくて貴重な街中で、張り紙一枚でいきなり大きな木が切り倒されると、驚きと喪失感がすごいです。

あと、切り倒される木にはあらかじめお知らせの紙が貼りつけられているのですが、『撤去予定』という文言でとても複雑な気持ちになります。

『撤去』って…。木は生き物なのに。

しかも切り倒された後切り株だけがずっと残ってて、かわいそうな感じがします。

もうちょっと植物に対するリスペクトの気持ちがあってもいいのではと感じる今日のこのごろです。