上野のパンダの輸送を関西の会社（阪急阪神ロジスティクス）が担っていてビックリ

今日は前回の記事・コロナ自宅療養の時に思ったことの続きをアップする予定でしたが。

予定を変更して、丁度今日明日に中国に帰っちゃうということで話題になっているパンダ関連の記事になります。

記事構成としては、上野のパンダを運んだトラック（企業）の話と、明日中国へ帰っちゃう南紀白浜アドベンチャーワールドのパンダの話の２本立てです♪

阪神阪急は鉄道だけではなかった（驚）

家事をしながら片手間にニュース映像を見ていると、パンダを上野動物園から成田空港まで運ぶトラックに一瞬『阪神』という文字がチラッと目に入りました。

（『阪神』という単語に人一倍敏感で、自動的に情報収集センサーが働くというＤＮＡを受け継いでいますｗ）

後で改めてネットでトラックを調べてみると、『阪急阪神ロジスティクス』というロゴが入っていました。

阪急阪神というと主に鉄道事業がメインの関西ローカルの会社ですよね。

貸与されていたパンダを中国に返還するというこんな国家レベルのミッションに、どうして関西が本社の企業が関わっているのか気になりました。

調べてみると、『阪急阪神ロジスティクス』は動物運搬に強みを持つ運送会社なんだそうで。

すごいニッチな市場でビックリしたんですが、扱うのが『動物の命』というやり直しの効かない重要な輸送が得意というのは企業としては強いですね。

ちなみに最初のカンカン・ランランから始まって、上野動物園のパンダ輸送は全て『阪急阪神ロジスティクス』が担当しているそうです。

企業ＨＰを見てみると動物輸送以外では、アフリカや東欧・中欧との国際輸送が主な業務でした。

動物輸送を始めるきっかけは進駐軍の家族のペット輸送だったそうで、そこから７０年以上にわたって動物輸送のエキスパートとして実績を積んでこられたのですね。

自分が知らないだけで、すごいニッチな得意分野を持つ優秀な会社が地方にもあるんだなぁ～と感心した次第です。

情報引用元：阪急阪神ロジスティクス・物流ニュースＬＮＥＷＳ

南紀白浜アドベンチャーワールドのパンダも明日帰国

上野に比べてあまりニュースになってませんが、実は和歌山県の南紀白浜アドベンチャーワールドのパンダもこの度中国に返還されます。

近畿の住人以外では和歌山にパンダがいることを知らない人も多いのですが、常に２頭以上の複数頭がいます。

和歌山にパンダがいるのは、中国にパイプを持つ二階さんの手腕（笑）のおかげだと言われています。

今回中国に帰ってしまう３頭のパンダの内の一頭は昔見に行ったことがあるので、私的にはこちらの方が感慨深いニュースです。

今日の記事に時々出てくる写真は、南紀白浜のパンダ達です。

２００３年に生まれた双子の赤ちゃん・秋浜（シュウヒン）と隆浜（リュウヒン）を２００４年に見に行ったんですが、赤ちゃん達の写真はあまりありません。

フラッシュ禁止だったのと時間制限があったのと、赤ちゃん達が無秩序にワチャワチャ走り回ってボケボケの写真しか取れませんでしたｗ

最初の方にあげた写真は屋外のパンダ（赤ちゃんの父親とお兄ちゃん・お姉ちゃん達）で、皆ゆったりしていたので写真に撮れました。

私が見に行った時はママの梅梅（メイメイ）を赤ちゃん２人が取り合ってかまって攻撃が凄すぎて、ママがもみくちゃになってましたｗｗｗ

ぬいぐるみみたいな小さなパンダがワチャワチャ遊んでるので超かわいいんですが、あれは一度見ると魅了されてその後通い詰める人がいるのは分かる気がします。

この時屋外にいた父親・永明（エイメイ）が今回中国に帰ります。

上野のパンダは同じ漢字が２つ並ぶ名前が定番ですが、白浜で生まれたパンダは名前に必ず「浜（ヒン）」がつくことになっています。

永明は名前で分かる通り白浜生まれではなく中国生まれなんですが、３０年近くを日本で過ごして生まれ故郷に帰ることになります。

人間の歳に換算すると９０歳位のおじいちゃんみたいなので、故郷まで無事安全に帰って穏やかで幸せな余生を送ってほしいものです♪