子供と歩く大阪散歩ノート

夕べ、大阪限定(奈良・神戸の一部も)で、ピンポイントで地震がありました。

大阪市内では、大阪市大正区と生野区が震度2で、残りの大阪市内は、震度1だったらしいんですが、熟睡している夜中の2時に、「地震の直前の音」で起きる位だったのに、うちは、あれで震度1だったのかぁ~。

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今回地震の時の「例の音」が聞こえてビビった件について

「音」というのは、地鳴り、ってほどじゃないんですが「ゴーッ」って音で、すごく怖かったんです。

その昔、阪神・淡路大震災の時も、地震の直前の「ゴーッ」という音で起きたのを思い出しました。
(震災の時の凄まじい地鳴りの音と、夕べの音は、全然比べものになりませんが・・・)

規模こそ小さかったけど、「例の音」を聞いたのは、人生でこれで2度目で、ものすごい胸騒ぎがして、しばらく眠れませんでした。

しかし、まだ地震の揺れがないのに直前の音で起きちゃう人って、けっこう多いみたいで、人間って、やっぱり元・野生の動物(?)なんですね~。

(ちなみに、私は夜寝たら、朝まで起きない人ですが、この地鳴りは、2回共目が覚めました。)

で、ちょっと気になる点が、1点。

気象庁によると、震源は大阪府北部(北緯34.6度、東経135.5度)、大阪市の住吉区だそうです。

震源の深さが、10キロで、震源が浅かったから、地鳴りのような音が聞こえたのかもしれませんね。

・・・というか、こんな所が震源の地震、初めてのような気がするんです。

住吉や堺って、上町断層帯の超真上なんですが、最近、日本の火山活動が活発ですが、大阪の上町台地(上町活断層)も、地中でひそかに動いているのかなぁ~。

うちのブログで一番アクセスが多いのは、東南海地震が起こった場合に考えられるUSJへの影響の記事なんですが(『USJと津波★南海トラフ地震など、東南海方面で地震があった場合【阪神大震災から20年の節目によせて】 』2015年1月16日

実は、大阪市街地にとって一番怖いのは、全国的にメジャーな『東南海・南海トラフ地震』よりも、大阪市のど真ん中を走る『上町断層の直下型地震』。

ここが揺れると、大阪市内に震度7の直下型の揺れが起こると言われています。

夕べの地震で気になるのは、震源地と、あの揺れ方。

上の地図を見てもらうと分かるんですが、地震の揺れの場所が、なんだか不思議な分布なんです。
(画像引用:tenki.jp 地震情報

で、いろいろ探していたら、納得のいく説明が見つかりました。

「大阪平野を形作っている堆積層というのは、ゼリーのようにやわらかいと思ってください。やわらかいから揺れやすい。断層帯全部が動かなくても、一部が動いただけで、大阪平野の広範囲が強く揺れます」(京都大学防災研究所・岩田知孝教授)

引用:『女性自身』・「関西では活断層の上に多くの人が…」と、専門家の警告

ゼリー状なので、震源の浅い直下型の揺れでも、その時の揺れ方やエネルギーの方向性に応じて、揺れが伝わるみたいなんですね。

今回最大震度の場所は、USJのある大阪市大正区。

大正区を含めて、カジノを作るだの何だのという計画や、大阪市(府?)の庁舎を移転するのしないの、ともめている湾岸地区は、 とりわけ地盤がゆるく、海抜も低いです。

大阪市は、これからも防災面で課題が多そうですね。

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