【口永良部島】(くちのえらぶじま)の噴火、ビックリしましたね。
118人の島民の皆さんの全島避難のため、【種子島】に停泊していた、フェリー『太陽』が、臨時で【口永良部島】に向かったそうで、さらなる噴火のない内に、皆さん避難できることを祈るばかりです。
(写真は下記、YOUTUBE動画よりのキャプチャ)
屋久島町営フェリー・太陽とは?
このフェリー『太陽』は、普段の定員が100人でも、最大150人までは乗れる船なんだそうで、ひとたび【口永良部島】に到着すると、118人の島民の避難が、たった1回で完了します。
こんな大きな船が、数時間内に迎えに来てくれるとは、ありがたいですね。
(とはいえ小さい島の中で、いつまた火砕流があるかもしれない状態で数時間待つのは、島民の方は、とても怖いし心配だったろうと、お察しします・・・)
『太陽』というフェリーは、船好きの私も、初めて聞くフェリーです。
【種子島】と【屋久島】、【屋久島】と【口永良部島】を、それぞれ結ぶフェリーだそうです。
【屋久島町営フェリー太陽 種子島島間港入港(YOUTUBE)】
大阪から九州までは、【名門大洋フェリー】という船が就航していますが、その【大洋】とは、また違う、【屋久島町営のフェリー・太陽】なんですね。
通常運行では
偶数日に、【屋久島】→【口永良部島】→【屋久島】→【種子島】→【屋久島】
奇数日に、【屋久島】→【種子島】→【屋久島】→【口永良部島】→【屋久島】
というスケジュールで運行だったようで、
今日は、運悪く奇数日なので、フェリーは、噴火した午前の時間頃に【種子島】にいました。
(フェリー・太陽 時刻表:画像引用『屋久島町・公式HP』より)
もし偶数日だったら、噴火の約10分前の9時50分に、【口永良部島】に到着する予定で、島民全員集合まで時間はかかるものの、奇数日よりも、もっと素早く全島避難できたかもしれません。
が、前述しましたが、日常の足として親しまれていたフェリーが、島民全員が一度に避難できる程の大きな船であったことは、不幸中の幸いだったのではないでしょうか。
今日は、【口永良部島】に向かうため、通常ダイヤよりも早く 【種子島】を出発したということで、1日に1回しかない貴重な足を逃したかもしれない 【種子島】の方の、助け合いの精神も素晴らしいですね。
いろんな人の頑張りで、【フェリー・太陽】は、11時50分に屋久島を出発したそうです。
【口永良部島】への到着は、13時30分頃でしょうか。
万が一、不測の場合に備えて、 168人乗船できる、海上保安庁の大型測量船【拓洋(たくよう)】も沖合にスタンバイしているとのことで、なんとか頑張って、全員無事で避難完了してくれうことを、心から祈っています。
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