去年の今頃、この記事の前編としての記事をアップしました。
その1前編に続く、その2後編『思い出の品編』をアップしないまま、ちょうど1年経ちましたw
『つくば万博』に行った時の記憶が全くないので写真だけでも…と思って探していたんですが、写真も見つからずじまいで更新する機会を逸してしまい…。
どうせならまた夏にということで1年越しの続編アップとなってしまいましたw
まずは前編のおさらいからですが。
私にとっての1985年は、『開園したばかりの東京ディズニーランド』と『つくば科学万博』と『日航機墜落事故』がセットになって記憶にのこっている忘れがたい年であるというお話でした。
今回は、それから16年経って2001年のお話です。
『ポストカプセル郵便2001』をご存じですか?
『つくば科学万博』から16年経ち、時代は21世紀になり元号は平成(13年)になりました。
当時子供だった私も大人になり結婚もしていたのですが、当時まだ店をやっていた実家の手伝いのため年末年始からお正月にかけて実家に帰省していました。
そんな2001年のお正月に、ほかの年賀状とは違う形状の郵便物が届きました。
『科学万博ポストカプセル郵便2001』~21世紀のあなたに届ける夢の郵便~ というものです。
私は万博開催当時まだ子供だったのでそういう企画があったことを知らず、2001年のお正月に思いがけずこのハガキが届いて初めて知ることとなりました。
手紙の内容はいたって普通でそんなに大したことは書いてなかったんですがw、あまりに感動して元旦の朝から大号泣(もちろん嬉し泣き)してしまいました。
手紙を見た家族や親せきも感動してみんなで泣いていましたw
(手紙の内容は「今、最終日のつくば博に来てます。2001年になっても皆元気でまた会いたいです。」みたいな感じ)
手紙の日付を見ると昭和60年9月16日で、消印の場所は『科学万博』でした。
この日は万博の最終日だったみたいで、貴重な最終日にわざわざ手間と時間をかけて郵便を出してくれたんだな~と思うとうれしくて…。
2022年にふたたび出てきた『ポストカプセル2001』
そして去年、実家の断捨離をしていたらひょっこりとまたこの手紙が出てきました。
長いことず~っと実家にあって、20年位ぶりにまたこの手紙と出会うことができました。
約20年に一回出てくる宝物なんだな~と思いつつチビにも見せてあげたのですが、当然このような郵便があったことを知らず、物珍しそうに見ていました。
実は手紙を見つけた前年の2021年に、手紙をくれた茨城の伯父が亡くなっていて「皆元気にまた会いたい」という文言はもう実現しないのだな~と思うと、なかなか感慨深いものがありました。
伯父が亡くなった時ちょうどコロナ禍まっただ中でお葬式にも行けませんでしたので、いつでも会いたいときに会える、というのは生きていてこそなんだなぁと、当たり前のことを改めて色々と考えてしまいました。
悲喜こもごもだった『ポストカプセル2001』
この『ポストカプセル郵便2001』、うちの場合は投函した人(伯母&伯父)も受け取った人(私)も両方健在だったので、普通の感動話で終わったんですが。
16年という年月を経て投函当時と状況が変わっている人も多く、亡くなった人からひょっこりポストカプセルが届いたり、逆に受取人の方がお亡くなりになっていたり、と様々な状況があったみたいです。
亡くなった方手ずからしたためた手紙が届くという、通常ではありえないシチュエーションは、ご家族の方にはかなりのインパクトがある出来事だっただろうと推察します。
京アニ制作の『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』というアニメでも、亡くなった人から手紙が届くという場面があるんですが、チビも私も涙なしでは見ることができないほど感動したお話でした。
今となっては電子メールやスマホのSNSでのやり取りが主流になってしまいましたが、手書きの手紙の良さというのを改めて認識する次第です。
『ポストカプセル2001』の後日談
残念な事にこの『ポストカプセル2001』、宛先不明で届けられなかったものが20万通ほどあったみたいで、これは当時ニュースにもなっていました。
(総務省によると、無事届けられたものは303万通。引受物数約328万通の内の約92.5%だそうです。)
こんなに貴重なものが大量に届かないままになっているなんて、すごくもったいないし残念です。
私も実家が16年後も同じ場所にあって、結婚してもたまたまお正月にその場にいたから受け取れましたが。
昔は『●●家』という家(家制度的な意味での『イエ』)はだいたいずっと同じ場所にある人が多かったですが、昭和後期や平成になると『家(イエ)』とか『家族』のあり方やかたちが随分流動的になったのだなぁという時代の変化を実感させられました。
16年も経つといろんな状況が起こりうるので、次回またこのような企画をする場合は「第二住所を登録しておく」みたいな工夫が必要だろうと思いました。
まぁ2001年時点ではまだ『郵政公社』でしたが、民営化された今、このような採算度外視の企画をやりとげる余力が郵便局に残っているかどうかは分かりませんが。
先日、投函される郵便が1か月あたり30通以下の郵便ポストが全国で約25%を占めるというニュースがありました。
民営化したからにはビジネスとして割り切ってポストの数を削減するのか、社会インフラとして維持し続けるのか、郵便のあり方も再検討しないといけない時期に来ているのかもしれません。
が、手書きの手紙がこれほど心揺さぶるものであるならば、なんとか工夫しつつ手紙を手軽に投函&受け取りできる制度・仕組みは残して守ってほしいものだと思いました。
コメントありがとうございます!
私はタイムカプセルのようなことをやったことがないのですが、いざ届いたら感動ものですよね♪
子どもたちは学校でタイムカプセルのようなことをやってると聞きしたが、どうなんだろうか。。
1985年はそんな年でしたか。
ディズニーの開園はいつか覚えてなかったし、日航機の墜落もしかり。。
科学万博だけは覚えていましたが、懐かしい記憶ですね。
たたとあさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
私もタイムカプセルの類いは
学校で一度もやったことないんですよ。
友達に聞いたんですが、校舎とかプールを
建て替えしたら埋めた場所が分からなくなるそうですw
今の子供達はGPSとか記録しておいた方がいいかもですね。
TDL開園は1983年で今年40周年らしいです。
1985年は色々盛だくさんの年で
実は阪神優勝の年でもあるんですよw
こんにちは。。
たしかに最近は、手紙はおろか、ハガキも書かないので、、あくまで私の場合でずかw
このようなポストカプセルという企画自体が、今後も残るのかどうかですよね。。
最近ではビッグモーターの脅迫LINEとかも話題になりましたけれど、
ニンゲンが口に出すコトバは、人を落とし込む場合もあれば、
逆に励ましたり感動させたりという力があるのかなと思います。。
・・・どんなにさりげないコトバや表現でも^^
特に手紙とかは、こうして記録として残りますので、後の方がご覧になってもいいように、
普段から襟を立たしていないと・・・、そんなことを思いました。。
郵便ポストも、ある意味社会インフラのひとつだと思うので、効率重視ではカンタンに整理できないと思います。。
なにかほかに、いい利用法があればいいのですが。。
コスモさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
最近、手紙とか書かないですよね。
年賀状位かな~と思います。
そもそも文字自体書かないことが多いですw
ビッグモーターのライン、怖かったですよね(汗)
せっかくの便利なツール(ライン)なのに
ネガティブな活用をしたらもったいないですね。
文字は後々残るから気を付けないと…と思います。
郵便局はなんで民営化しちゃったのかな~と思います。
社会インフラにかかわるものは国営の方が
何かと安心な感じがするんですがどうなんでしょうね。
ポストカプセル郵便は郵便局の関連団体で
今も扱われているみたいなんですが
手紙が減ってきた今、将来的にはどうなるのかな~と心配です。
こんにちは、、コメありがとうございました(*^_^*)
>「こんなに頑張ったんだよ~、見て見て~♪」
・・・あったかもしれません(^_^;)
特に家内が、自分の学力においついていないことはわかっているはずなので、
言い方わるいのですが、マウントとっていたのかもしれません、、プラス甘えたいというキモチw
どのタイミングかはわからないのですが、娘が力をつけていたことは、
今回私が、身をもって体験することになりました。。
あくまでこの時点での感想ですが、
この勢いとテンションで、なんとか次の一般入試で、結果がでてほしいなと思いました(^o^)
コスモさん、こんばんは。
あったと思いますよ~。
(勝手に推測してすみませんw)
きっと娘さん自身やり遂げた感があって
こんな難しい問題解いてきたんだよ~みたいに
親御さんに見てもらいたかったに違いないと。
(でも、その難しい問題をコスモさんがサラッと
いとも簡単に解いてしまうという凄さ…w)
中学受験を経験しておいてよかったですね。
受験にも慣れていて学力もついてて
他の子よりアドバンテージがあったのではないでしょうか♪