子供と歩く大阪散歩ノート

今日は、あいにくの雨でしたが、祖父の7回忌のお参りで、 大阪・四天王寺さんにお参りしてきました。

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四天王寺の不思議な池『丸池』とカメさん達

丁度、桜が満開のこの場所は、『丸池』という、文字通り丸い池で、お天気によっては、池の水が、エメラルドグリーンっぽく見えることのある、不思議な池です。

古来より、どんなにひどい干ばつになっても、決して枯れることのない池と言われていて、雨ごいをする時は、この池の水を「聖水」として儀式に使ったんだとか・・・

私はこの池が大好きなんですが、その理由は、巨大なスッポンがいるからなんです(笑)

毎回スッポンちゃんに会えるとは限らないんですが、悠然と泳ぐ姿を観れたら、すごくラッキーです♪

でも今日は、なんと、すのこの上に上がっていたんです(驚)

スッポンは、水中のみで生活している水棲ガメなので、甲羅干しは通常、しないんですよね。だから、今日は超ラッキーでした。(カメについて、急に熱く語りだす、急にヘンなスイッチが入った管理人(笑))

この日、すのこの上で休憩していたのは、甲長40センチ前後の子だったんですが、他にも、何匹かいるはずで、どの子も大きいんです♪

いつも遠目に見てるので、定かではないんですが、大きさから「スッポン」じゃなくて、「スッポンモドキ」かなぁ~?、とも思ったりするんですが、よく分かりません。

上の写真はズームで撮ったんですが、実際はこの距離なので・・・。しかし、この池は、カメも鯉も、丸々と育っていますが、いったい何を食べているんでしょうか(笑)

「スッポンモドキ」は、500円玉サイズの仔が、よくペットショップで売られていて、可愛いので衝動買いする人がいるんですが、成長すると、最大甲長が自然界では7~80センチにもなる大型種なので、捨てる人が後を絶たないんですよね。

四天王寺の本堂の前の亀池の方は、『ミシシッピ・アカミミガメ(通称ミドリガメ)』でいっぱいで、彼らも、自宅で飼い切れなくなって、ここに捨てられた子たちがほとんどです。

私が子供の時は、日本の亀である『イシガメ』や、野山によくいる『クサガメ』なども、亀池にたくさんいたように記憶しているんですが、今では『ミドリガメ』でいっぱです。

私は、自宅でカメを2匹飼っている大の亀ファンなのですが、日本の亀さんがこれ以上減らないよう願いつつも、『ミドリガメ』を責めることはできないので、人間が、これ以上外来の亀さんを自然界に放さないよう、心がけないといけません。

『イシガメ』のマイペースな食事風景と、『ミドリガメ』の図々しい食事風景を、両方見たことのある人なら、「これじゃ~駆逐されるわぁ~(汗)『イシガメ』を守ってあげないと・・・」という、使命感でいっぱいになると思います(私だけ?www)。

(カメだけじゃなく、金魚もメダカも同じです。自然界に安易に放さないよう、気を付けないと・・・。って、四天王寺の池は、正確に言うと「自然界」じゃないんですけども)

四天王寺さんと桜の話がしたかったのに、カメの話になると、勝手に手が動いてしまって、かなり長くなっちゃいましたので、続きはまた次回に(笑)

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