こどもと歩く大阪散歩ノート

今朝のワールドカップ・決勝戦、日本もベルギーも両方素晴らしかったし、セネガルの審判団も素晴らしかったし、本当に見応えのあるよい試合でしたね~。

日本が2点取った時は、思わず「もしかして、もしかするかも…」と思ってしまいました。

結果、残念でしたが、ベルギー相手によくあそこまで頑張ってくれたと思うし、私もいい夢を見させてもらいました♪

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大阪市中央区の谷町筋にあるジャカランダの木

春から初夏にかけて綴ってきたお花の記事も、今日のジャカランダの木と、次回のなんばパークスの南国の木&野鳥の記事で、そろそろ一段落です。

もう大阪は、連日35度前後と暑すぎて、「ぶらり街歩き」という雰囲気ではなくなってきました(笑)

ということで今日は、大阪市中央区谷町にあるジャカランダの木をご紹介します。(訪問は2018年6月16日です。)

大阪市中央区の谷町筋沿いには、たくさんのお寺がありますが、「妙光寺」もその中の一つです。

下の写真にも写っていますが、このお寺の横にあるマンションに昔、友人夫婦が住んでいて、たまに遊びに行く時、自転車でいつもこのお寺の前を通っていましたが、毎年こんなきれいなお花が咲いていたとは全く気付きませんでした。

ネットで調べてみると、妙光寺は天正十三年(1585年)に播磨の国からこの地に移転してきたそうで、お寺の歴史としては、大坂に移転してくるより前からあった、歴史あるお寺でした。

しかも、豊臣秀吉から妙光寺に宛てて送られた書状が3通も保存されているそうで、秀吉からお寺に宛てた手紙が残っているのは、非常に珍しいケースなんだとか。

参考:大阪市HP「妙光寺文書(みょうこうじもんじょ)3通」

枝振りがよくて、モコモコしてて可愛い木でしたw

「本能寺の変」が天正十年(1582年)なので、その後に秀吉が天下を取って、大坂城築城や大坂の町づくりを始めた、丁度その頃ですね。

上町台地の上に建てられた大坂城は、西・北・東の三方を川に囲まれた自然の要害だったのですが、地続きだった南側が唯一弱点のため、秀吉が沢山のお寺を南側に配置して防壁がわりにしようとしたと言われています。

↑例えば四天王寺や一心寺のある辺りは、今もお寺だらけです。
(画像転載:『戦国武将と出会う「上町台地周遊マップ」』

城の南側の寺社の多い谷町エリアの横(東隣り)、玉造エリアにも人質の住む大名屋敷(細川ガラシャ夫人が自害したお屋敷などが有名)が多数配置されていました。

(大坂夏の陣の真田丸も、大坂城の南側・玉造エリアに作られた出城でした。)

ただ、城の南側エリアに集めるお寺は何でもよかったのではなく、浄土真宗(一向宗の宗派)のお寺は一揆などの反乱を警戒して、城の南側に置かず、各地に分散させたと言われています。

ちなみに秀吉の時代に一番多かったのは浄土宗のお寺で、割合にすると、このエリアにあるお寺の内、5分の3ほどが浄土宗のお寺だったそうです。

先日、八代目・市川團十郎のお墓は、お寺が沢山立ち並ぶこのエリアにあって、どうしてわざわざ一心寺さんにあるんだろうという疑問について記事に書きましたが、それほどお寺が多い場所という訳なんです。

あと5分の2は他の宗派のお寺で、妙光寺さんは日蓮宗のお寺になります。

(参考:古地図から読み解く 城下町の不思議と謎

京都や奈良よりも大阪の方がお寺の数が多い件

「お寺といえば京都」というイメージがあるのですが、実は、大阪は京都よりも奈良よりもお寺のが数が多いんです。全国ランキングでは、中途半端ですが2位ですw

引用:exciteニュース:京都の比ではない。愛知県は神社・寺院の数が日本一だった!

「1位はダントツで愛知県か~い!」とツッコミたいのはやまやまなのですが、愛知にお寺が多い件は脇へおいて、ここでは大阪のお話です。

(豆知識として愛知にお寺が多い理由をざっくり簡単に言うと、上記exciteニュースによると、尾張の徳川家が寺社を大切に保護していたからだそうです。)

ちなみに大阪は、「人口10万人当たりの寺院の密度」では、全国トップ10にも入っていないので一見目立たないんですが、面積当たりで算出した「1平方キロメートルあたりの寺院の密度」は1.73で、全国1位なんです。

で、大阪の上町台地沿いにお寺が多いのは、前出の秀吉の街づくりの方針によるものが大きいのですが、もう一つ、石山本願寺の存在があります。

大坂城は、信長と10年近く泥沼の戦いを続けた一向宗の本拠地・石山本願寺の跡地に建てられたお城です。

石山本願寺は、当時の一大宗教勢力で、本願寺を中心に「寺内町」という門前町のような町を形成し、そこにはお寺がたくさんあったそうなんです。

参考:なぜ大阪にはこんなに寺が多いのか

そして、少し南に下ったところにある四天王寺や一心寺の周辺は、飛鳥~奈良~平安時代にかけて、元々お寺や神社の多い場所でした。

戦国時代の大阪は堺に代表される「商人の町」というイメージが強いのですが、実は宗教色の強い「お寺の町」でもあったようで、なんだか意外ですよね。

ジャカランダの詳しい場所

いつもながら豆知識に全力を注ぎすぎて、本題が最後になっちゃいましたが、今日ご紹介したジャカランダの木の場所の説明です(^o^;)。

妙光寺さんの山門の両サイドには大きな木があるのですが、ジャカランダの木は道路から見て向かって右側の木になります。(お寺の場所はこの記事の最後の地図をご参照ください。)

妙光寺山門とジャカランダの木・とっても背が高いです。

せっかくなのでお参りさせていただきたかったのですが、出入り自由なタイプのお寺さんなのかどうか分からず、外から写真だけ撮らせていただきました。

かなり背が高くて大きな木なので、塀の外からでも十分綺麗なお花を鑑賞させていただけます。

この谷町筋を南に真っすぐ進むと、ジャカランダで有名なもう一つのお寺・一心寺さんがあります。

先日ご紹介した一心寺さんのジャカランダ

私は一心寺さんと妙光寺さんは一日で回りましたが、運動不足な私の場合、徒歩は全然無理で、自転車で行きましたw

最寄り駅は、地下鉄・谷町六丁目駅と谷町九丁目駅の丁度中間位で、妙光寺さんから回るのであれば、谷町六丁目駅で降りて、谷町筋を南に下れば一心寺さんまで道一本で行けます。

元気な方は、次回のお花の季節、ウォーキングがてらお散歩してみてはどうでしょう♪

榮久山 妙光寺
大阪府大阪市中央区谷町8-1-41

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コメントありがとうございます!

コメント

  1. おはようございます。。

    あの日本対ベルギー、ライブでみました^^
    夜中に暑さと悪夢にうなされて、夜中目をさましてしまったので、観戦できました。。
    後半最初10分でいい夢をみさせてもらって、後半30分までに現実に引き戻され、そして試合終了直前に、再び私は悪夢をみてしまいました・・・、いや現実^^
    ・・・ベルギーの、おそらくヘディングでのパスが、そのままゴールポストに入っての1点目が痛かったですね。。

    お寺の数が、京都よりも愛知・大阪が多いのは意外です。。
    なるほど、その時代の武家の考え方が大きいみたいですね。。
    あと大阪の場合は、石山本願寺・・・
    ・・・当時は、こういうお坊さんも、それなりの勢力だったということでしょうね^^

    なんでもそうなんでしようけど、このジャラカンダの木・花は、青空がよく似合うと思います♪ みているだけで、なんとなくアスファルトの反射熱を、一瞬でも感じなくなるような。。。。
    もちろん、お寺との組み合わせもステキです~♪ 

    • コスモさん、こんばんは。

      ベルギー戦、中継でご覧になりましたか?
      平均視聴率が30.8%だったそうで
      あの時間帯では驚異的な視聴率ですよねw

      >後半最初10分でいい夢をみさせてもらって、後半30分までに現実に引き戻され、そして試合終了直前に、再び私は悪夢をみてしまいました・・・、

      そうです~。まさにその流れでしたよね!
      まさかあそこから3点も取られるとは・・・
      やはりベルギーは強かったですね。

      1点目のふんわりゴールは、あれは不運でしたね~。
      3点目も、あれよあれよという間に入れられてしまい・・・
      テレビの前で思わずコケてしましましたw

      >当時は、こういうお坊さんも、それなりの勢力だったということでしょうね^^

      そうですね。
      比叡山も石山本願寺も、武装もして
      お金もたくさん持っていて、すごい勢力だったみたいなので
      普通の人だったら「お坊さんだから」と遠慮するところ
      信長はそれを見過ごせなかったんでしょうね・・・

      ジャカランダは、おっしゃる通り
      青空が似合う南国のお花なんですけど
      なんだか涼しげというか癒し系というか、不思議なお花です。

      日本では南関東辺りがお花の北限みたいなので
      いつか機会があれば、ぜひ実物をご覧いただきたいものです♪